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2020年02月15日21:43

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イーディ、83歳 はじめての山登り(映画)


登山経験などまるでない83才のイーディが、スコットランドの険しい山に登る。
絶景の連続に圧倒されます。海も近いので、入り組んだ海岸線が遠く見えます。
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30年もたった一人で夫の介護をしてきたイーディ。夫はモラハラ束縛男だったので、愛のない長く孤独な介護生活だった、が、ついに終わった。話はそこから始まる。
イーディの頑なさにイラッとくることもるのだが、彼女の長い牢獄のような結婚生活を思うと無理もないような気がしてくる。

このチャレンジによって、彼女に変化が起こる。孫くらいの若いガイドとの交流により心が徐々にほぐれていく。そして、自分の限界にあえて挑むこと居酔って、本来の彼女を取り戻したのだろう。
初心者がいきなり一人で登山(テント泊あり)というのは無茶すぎますが、、、そうでもしないと居られないくらいに、彼女の心は大きなカタルシスを求めていたのだろうか。
長期い抑圧生活に耐えたイーディが、今度は厳しくも雄大な自然と向き合い、その懐に抱かれて解放される。今思うとこのギャップにすっかりやられてしまった。
(これ、少年の成長モノでありがちな設定かも~ (〃 ̄m ̄) ウププッ)


まだ夫が元気な頃から束縛が強く、父に誘われた登山もできず、欲しいものも買えなかったイーディ。
そんな彼女が持参した登山用具は全て、父親から受け継いだのか古いものばかり。若い店員達が「骨董品」と呼んで驚いていたのがおかしかった。 

自分のものを使うと言い張るイーディだが、新しいものを一つ手に入れると次々に、遂には山ほどの用具やウエアを買ってご機嫌に。 こうやて失われた時間と自分を取り戻して、現在に追い付いていったんだろうなあ。

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