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2020年02月10日23:49

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アカデミー作品賞

作品賞は『パラサイト 半地下の家族』!アジア単独映画初の快挙&最多4部門受賞【第92回アカデミー賞】
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=5967958 

 この作品が作品賞にノミネートされた時点でこの結果は予想できましたし、残念ながら予想通りの結果となりました。

 この作品を見る気は全くありませんし、よって語ることもありません。

 私の信頼するマイミクさんもほめていますし、面白い映画だろうとは思います。

 それでも切符もらっても見ることはありません、それほどにこの国が嫌いなのです。

 今日はアカデミー賞について書きたいと思います。

 私は映画館だと年に4・50本、レンタルや最近だとアマゾン・プライムで合わせると年間100本以上は見ていると思います。

 今日調べてちょっと驚いたのはアカデミー作品賞を私が最後に見たのは2004年の「ミリオンダラー・ベイビー」でした。

 それもアカデミー賞とは関係なくクリント・イーストウッド監督だったからです。映画に大きな変化をもたらしたものはベトナム戦争とソ連の崩壊と思っています。

 世はラブアンドピース、ヒッピーが生まれ既存のものが否定される世の中が生まれてきました。

 ジョンレノンの“imagine there's no countries”やみんなで歌うwe are the worldが若者たちの心をひきつけたのです。

 既成の体制、大人は敵でした。

 そして若者は立ち上がったのです。

 しかし明確なビジョンを持たない体制改革は内部から崩壊していきました。

 それは結果として憎しみと対立を生み出してしまいました。

 日本アートシアターという存在が生まれ五社協定があらわす大手制作会社のアンチテーゼとして大島渚、吉田喜重、今村昌平といった左翼監督が傑作を生みだし左翼活動中の私は一生懸命見てました。

 外国を大雑把に見るとハリウッド対ヨーロッパ、娯楽対芸術という図式が生まれました。

 それでもハリウッドの大作はアカデミー賞を取っていました。

 しかしハリウッドセレブ達は貧しい人の側に立つことを選択しました。

 対立を煽りたいマスコミがそれに乗ることでハリウッドは無国籍、反権力が主流を占めていくことになります。

 弱者の側であれば悪人でも許されるようになり、自らの立ち位置は見て見ぬふりで、弱者、マイノリティーを大声で叫ぶ人たちが正義、体制は悪という対立をあおっていきます。

 私から見ると2000年前後から大作より問題作と言われる作品がアカデミー賞を取るようになってきたという印象があります。

 最近の日本も是枝といった日本否定の映画監督が評価されています。

 明確な国家像もないまま一方を否定する社会派映画は社会の分断を生み出します。

 あとどれくらいの映画を見られるかはわかりませんが、私は基本勧善懲悪、娯楽作品を見ていきたいと思います。

 あまり見たい映画は現在ありませんが「ハスラーズ」あたりを見ようかと思います。
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