カノープス

入院中に病室の窓から始めてみた星カノープス。竜骨座の星です。
南の空の低い位置にしか登らないので出ている時間も少ないし、どういうわけか頭の上は晴れていても（見かけ上）低い空は曇っていることが多いこともあり見る機会が少ない星です。
この前家の近所だとどこで見られるのか？とつぶやきましたが意外と近いところで見られたのです。
それはうちの町内にある葛葉稲荷から少し行ったところに南の空が開けて見える所があって（ゲートボール場）そこから見えたのです。
南の方には和泉葛城の山があるのですが、昼間確認したところその稜線より高いところで輝いており地上の明かりではなく間違いなく星です。
おおいぬ座を目印におおいぬ座一つ分低い高度にカノープスが見えます。
日本や中国では古くから南極老人星と言われ、七福神の寿老人（もしくは福禄寿）に例えられ見ることができたら長生きできるといわれているラッキースターです。
竜骨座はギリシャ神話ではオデッセイが乗っていた（オデッセイに乗っていたのではないです）船の一部です。