8日朝日web。be between。「教科書に小説は必要ですか?」
はい 89%、 いいえ 11%。
はいと答えた人に聞く、その理由は?
1位:自分では読まない作品と出会える、 2位:思考力の基礎になる、
3位:日本語表現の文化や伝統を学べる
いいえと答えた人に聞く、その理由は?
1位:趣味の芸術として楽しめばよい、 2位:実用的な文章能力を高める方が重要、
3位:定まった答えがなく、教材に向かない
全員に聞く、今後、実用重視に変えていくべき?
はい 38%、 いいえ 62%。
はいと答えた人に聞く、その理由は?
1位:論理的な文章を読み、書く教育が不十分、 2位:国際化のなかで的確な表現力が求めらる、
3位:社会人になってから役立つ学習が重要
全員に聞く、教科書は文学への入門書になっている?
はい 62%、 いいえ 38%。
全員に聞く、国語の教科書で読み、印象に残っている作家や作品が?
ある 51%、 ない 49%。
あると答えた人に聞く、その作品は?
1位:こころ(夏目漱石)、 2位:走れメロス(太宰治)、
3位:山月記(中島敦)
→ 私は、必要とまでは思いませんね。
教科書に小説。別にあっても良いし、あれば人生がより豊かにはなるとは思うけど。授業時間が足りないのなら省略しても良いような。もっと「読めなければ人生、深刻に困る」ものがあるよね?
小説なんか読んだって、別に思考力は鍛えられない。思考力を鍛えるのなら論説文を読めよ、と思う。小説は趣味で読む芸術なので、仮に試験に出すにしても設問も多くの場合定まった答えなんか無くなりそう。
その点、論説文は定まった答えがあるし、異なる考えの人間が交流するのに必要だし、思考力も鍛えられる。授業時間が有り余っているのなら、小説や詩歌を教えても良いけれど、論説文を教える時間を削ってはならないと思う。
それに、文学作品を教科書で扱ったって、たいして入門にならないと思うんだよね。よほどの短編じゃない限り、せいぜいさわりを扱う程度だもの。私も、アンケートで挙げられたようなものは読んだけど。印象に残ったりはしなかった。文学は好みが大きいこともある。
ちなみに本文によると。2022年度の高校から、必修は「現代の国語」「言語文化(古典中心)」だけになり、「論理国語」も「文学国語」も、「国語表現」「古典探求」などと合わせ選択科目になるらしい。論理国語は必修にして欲しいな。
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