◆2020年2月7日(金)◆
私が画家になる夢を断念した出来事。
小学生の高学年でした。
「図画工作」の一環として、学年全体で大濠公園まで出掛け、風景画を写生しそこで上手く描かれた絵が担任の先生の判断でコンクールに提出されるという授業がありました。
その日には完成出来ず、持ち帰り何日かひたすらに描き続けました。
何故そこまで没頭したかと言いますと、私は三人兄弟の末っ子で兄も姉も同学年時のそのコンクールで金賞を獲っていたので自分も獲りたいという強い思いがあったからでした。
そしてようやく超力作が完成し、先生に提出しに行ったところ、
先生が「これは何ば描いとうか解らんね。」と。
私が「先生、それ逆さまに見てますよ。」と言いますと。
「ごめんごめん、どれどれこうか、う〜んやっぱり解らん。」
この時私の頭の中で何かが崩れて行くのを感じ、それと同時に金玉蹴っ飛ばしちゃろうかと思いました。
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