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2020年02月06日05:59

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橋本真也

破壊王 橋本真也の話


子供の頃に見た紳助の何かの番組で橋本真也が出てて、身体をチェックする企画で体脂肪率が何とおデブタレンツの内山君を越えていた
肥満に見せて殆ど筋肉の場合が多いプロレスラーの身体だが、橋本はその筋肉に加え内山君を凌ぐ量の体脂肪を身体に纏っていた

思えばそこら辺の破天荒さが身体を崩壊させる結果となったのかもしれない…。


橋本は少し世代が前で、試合よりもバラエティに出てる橋本しか知らないくらいに
2002、3年頃、とうに世間のプロレス熱が冷めていた頃に見始めたから、そこから少しずつ三銃士や小川やと知っていった

そう、橋本と言えば小川、チラッとの知識しか知らないのが何とも悔しいが、この二人の因縁は知っている
小川は当時尖りに尖っていたようで殆ど橋本とのイザコザはガチだったのではないかな
戦い方も柔道をモロに押し出したスタイルで、プロレスと言っていいものかと思った程高田延彦のようなやり方だった
でも、橋本も結構プロレスというより空手の蹴りのような本気の蹴り込みや、チョップというより手刀そのものといった打撃のスタイルだよね
体型的にアクロバティックな動きは不得意だったのだろうが、その分の手刀や蹴りにドッシリ感があって凄く魅了された
もう手刀と蹴り、この二つだけでもまともに戦えるんじゃないかってくらい見応えがある攻撃だった
何故に破壊王という異名だったのかは安易に想像出来る

かなり後期だが、マスクタイプのグレートムタとの戦いは死ぬほど面白かった

そう、橋本はムタとも相性が良い
華麗な動きで翻弄されたり毒霧やら何やらをまともに食らう橋本
それに対し小細工の不要な重い打撃をムタに叩き込む橋本
この異なる二人の戦いは本当に心踊る面白いものだった


小川の話に戻したいのだけれど、ここら辺から生きていれてたらな、と今でも思う
当時のプロレスの雰囲気って凄く不気味で怖くなかった?
最近こそ棚橋だぁオカダだぁシュッとした外人レスラーだぁでピシーンとしたクリーン感があるけど(女性ファンを取り込もうと意識し出してから余計に酷くなった)
昔の90年代とかの殺伐としたプロレスって凄いガチっぽくて怖かった、今みたいなメタ的な感じがあまりしないもの
ヤクザのように裏で取っ組み合ったり奇襲したり、怒鳴りおうたりそこからリングの上でも更にエゲツなくて
負けたら本当に引退の生放送とか、容赦無い倒し方とか、無情なやり合い、血とか、マジな顔とか…

本物のプロレスだよね、よくプロレスは何だのと言われる事があるけど、プロレスの本物の部分ってそういう事なんだと思う
紛れもなく不気味で不気味で仕方が無かったあの頃の三銃士や小川、長州…etc.

正にレジェンド、プロレス
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