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2020年02月05日21:38

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1人の患者には抗HIV薬の投与を始めた。適応外なので、本人の同意を得て副作用がないか確認しながら慎重に使っている。しっかりデータを集めたい<HIVの逆転写酵素と競合しDNAに取り込まれた後、>>

>DNA鎖の伸長を停止することで逆転写酵素の活性を阻害する





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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー


核酸系逆転写酵素阻害薬(抗HIV薬)の解説

薬の解説�r
種類一覧�r


薬の解説

薬の効果と作用機序
逆転写酵素という酵素の活性を阻害し、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の宿主細胞への感染を抑える薬 HIVはリンパ球などに感染し、免疫系を徐々に破壊することでHIV感染症を引き起こす
HIVは標的となる宿主細胞に侵入した後、自身の遺伝子を逆転写酵素によってDNAに変換し宿主の染色体に組み込むことで感染を成立させる
本剤はHIVの逆転写酵素と競合しDNAに取り込まれた後、DNA鎖の伸長を停止することで逆転写酵素の活性を阻害する

本剤は他の抗HIV薬と併用し多剤併用療法(ART)に用いる

詳しい薬理作用

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、免疫の中心的な役割を担うリンパ球(主にCD4というタンパク質を発現しているリンパ球)やマクロファージに感染し、免疫系を徐々に破壊することでHIV感染症を引き起こす。

HIV感染症の治療は一般的に、抗HIV薬を複数の種類(複数の成分)併用した強力な多剤併用療法(ART)を行う(なお、ARTは、HIVを抑制する効果がより強力な「キードラッグ」と呼ばれる薬とキードラッグを補いウイルス抑制効果を高める「バックボーン」と呼ばれる薬を組み合わせて実施することが一般的だが、近年では「キードラッグ」を2剤(2成分)組み合わせて行う方法なども治療の選択肢となっている)。

抗HIV薬はその作用機序により、NRTI(核酸系逆転写酵素阻害薬)、NNRTI(非核酸系逆転写酵素阻害薬)、PI(プロテアーゼ阻害薬)、INSTI(インテグラーゼ阻害薬)などに分かれる。

HIVは宿主細胞に侵入した後、自身のRNA遺伝子を脱穀後、DNAに変換(逆転写反応)し、宿主の染色体に組み込むことで感染を成立させる。

本剤は逆転写反応に必要なHIVの逆転写酵素と競合しDNAに取り込まれた後にDNA鎖の伸長を停止することで、HIV逆転写酵素の活性を阻害し、HIVの宿主細胞への感染を不成立にする作用をあらわす。

主な副作用や注意点
消化器症状 吐き気、下痢、腹痛、嘔吐などがあらわれる場合がある

精神神経系症状 頭痛、めまい、不眠、抑うつなどがあらわれる場合がある

皮膚症状 発疹、痒みなどがあらわれる場合がある

骨障害 骨密度の減少、骨粗しょう症などがあらわれる場合がある

乳酸アシドーシス 頻度は稀だが、女性、肥満、本剤を長期服用中の患者などは特に注意が必要とされる
倦怠感、食欲不振、急な体重減少、胃腸障害、呼吸困難などがみられた場合は放置せず、医師や薬剤師に連絡する

腎機能障害 頻度は稀だが、腎不全などの重度の腎機能障害があらわれる場合がある
激しい口渇、多飲、尿量が少なくなる、ほとんど尿が出ない、一時的に尿量が多くなる、発疹、むくみなどがみられた場合は放置せず、医師や薬剤師に連絡する

肝機能障害 倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸、発疹、吐き気、痒みなどがみられ症状が続く場合は放置せず、医師や薬剤師に連絡する

脂肪代謝異常 リポジストロフィーという体脂肪分布異常があらわれる場合がある(一般的に本剤の長期服用などによっても増加するとされる)


一般的な商品とその特徴
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/article/56944f0b17afc97400e59202.html


新型肺炎、医師が語る臨床像


「どんどん亡くなる印象ない」「一見、無症状でも症状ある可能性」 新型肺炎専門医語る
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2020年02月05日 18:40 毎日新聞

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毎日新聞


写真新型肺炎患者の臨床像について語る大曲貴夫医師=東京都新宿区の国立国際医療研究センターで2020年2月4日、金秀蓮撮影
新型肺炎患者の臨床像について語る大曲貴夫医師=東京都新宿区の国立国際医療研究センターで2020年2月4日、金秀蓮撮影

 国内で新型肺炎患者の治療に当たっている国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の大曲貴夫・国際感染症センター長が4日、毎日新聞の取材に応じ、患者の様子や医療現場の課題について語った。大曲医師は患者の治療に抗HIV(エイズウイルス)薬を使ったことも明らかにした。【聞き手・金秀蓮、写真も】


 我々が持っている新型肺炎の印象は、中国で報道されているようなおどろおどろしいイメージとは大きく乖離(かいり)している。軽い感冒(風邪)から少し重いインフルエンザまでというくらいで、どんどん人が亡くなるという印象は持っていない。


 具体的な臨床像を挙げると、ある患者は1月下旬に喉の痛みと鼻水の症状が出た。2日後に悪寒、37・1度の微熱。ウイルス検査すると陽性だった。肺炎にはなっていなかった。6日間ほど微熱が続き、本人は「だるいですね」と話していた。今は軽快している。


 別の患者は、発熱翌日に受診した際は急性上気道炎と診断されて帰宅した。4日後も熱が下がらない。感冒の経過とは異なる。肺炎がないので帰したが、やはり解熱せず、3日後に再診。肺に影を認め、入院した。2日間は酸素吸入が必要な状況だったが、熱は下がり、だるさも取れた。肺炎の所見が出にくく上気道感染炎と見分けがつきにくいこと、感冒やインフルエンザよりも熱が長く続くということが見えてきた。


 治療は基本的には対症療法だ。しっかり休んでもらうことが大切。1人の患者には抗HIV薬の投与を始めた。適応外なので、本人の同意を得て副作用がないか確認しながら慎重に使っている。しっかりデータを集めたい。


 「一見、無症状」の人から感染が広がることはあり得ると思う。ただ、無症状と片付けられた人の中には、喉が赤いなど実際は症状があった可能性が否定できない。思い込むと、科学的に誤る。患者さんを丹念に診ることが我々の課題だ。


 ウイルスについてまだ分からないことが多い現状では、軽い症例も丁寧に診てデータを集めることが大切だ。一方で、2009年の新型インフルエンザ流行時は、軽症者も病院などに押し寄せて医療が回らなくなったという教訓がある。ある程度の知見が集まったら、重症例を優先して治療する段階にギアチェンジする必要がある。


 流行は5、6月まで続くという専門家もおり、日本にウイルスが定着する可能性も十分ある。中国の報道も我々が診ている患者もこの病気の一部で、全体像はまだ隠れている。正しい情報を得ながら、予防策として手洗いやせきエチケットを徹底してほしい。(談)



毎日新聞
【新型肺炎の感染者数の推移】<新型肺炎「マスクで予防」実は根拠なし?>医師「手洗いしかない」<「持参薬もうない」空腹水でしのぐ クルーズ乗客14日間待機>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5962548
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