保護男性を置き去り 県が謝罪
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5961264
実は、俺、結構な役所でのクレーマーかも知れないねえ。無茶苦茶かも知れねーけど、殆ど役所で書類書いた記憶ねーんだ。
大抵は、「あ、書類?うるせー、お前が、俺の要求通るよーに、テキトーに書けよ。それがお前の仕事じゃねーか!」で済ませて来たのでなあ。
勿論、最新の注意は払ってるよ。役所のカウンターの向こうに居る人の大半は、実は「派遣会社の社員」だったりすんで。
ドコの地方自治体もそーだし、国会議事堂の赤絨毯掃除してる人もそうだが、昨今、多くが派遣社員でなあ。
この人達は怒鳴れねーよ。何せ「毎年公共入札で、人件費の安い会社が受注してる」んで。因みにこの人達は、どんなに現場仕事に詳しく為っても、絶対に翌年も同じ職場で働ける保障は無い。、そして上記の理由で、給料や待遇も絶望的に上がらねーので。
だから、「派遣会社からの人ですか?」と必ず訊ねて、「どなたか正規の職員さんは居ますか?」で、「おい、そこの奥でヒマそーにしてるでぶ。お前に用があんだ」てな具合。
個人的には、「めんどくせー市民サービスの利用者を、敢えて心掛けてる」んだ。
役所って、本当に色んな人が利用するからねえ。
字の読めねー人、読んだ字の内容を理解出来ねー人、更には自身の窮状を、具体的に他者に説明困難な人もだが。
てーか、俺の知る限り、「生活保護の申請書類が、カウンターに置いてねえ国は、日本だけ」なんだぜ。
今から30年以上前だが、英国で5年程暮らしたけど、当時ですら、ロンドンでは、「生活保護の申請書が、郵便局に置いて有った」よ。理由は、「プライバシー保護の観点から、郵送での申し込みを認めてる」のでな。
当時ですら、「まず、保護決定して、後日審査」だったねえ。あ、ついでに「自動車を持ってたら、保護受けられねえなんて馬鹿みてーなのは、日本だけ」だったよ。この国の生活保護法では、「そんなコト、一行も明記されてねえ」のにだが。
特に地方都市なら、クルマ持ってねーと、再就職のハードルは異常に高く為る。
所謂「就労指導も、もっと当人の自主性に任されてた」ね。映画監督を目指すコース迄、当時は有ったからさ。
象徴的なのは、俺がロンドンで暮らしてた頃、ひとりのシングル・マザーが、生活保護受けながら、娘の為に、行き付けのカフェ(当時は、紅茶はポット一杯で70円程度)で、紙ナプキンの裏に、お伽話を毎日綴ってた。
実は、これが後に、世界的なベストセラーと為ったんだよ。「ハリー・ポッター」でなあ。
で、この記事に関してだけど、やっぱ通称「水際作戦」に代表される、役所の違法対応の果てに起きたんじゃねーかな?
通常の先進国なら、認知症の徘徊老人なら、「まず保護」が正常な対応さ。
相手の、意思の疎通や住所や国籍とかの有無は一切問題視されねーよ。こいつも生活保護法で定めてる、現地主義で、「助けを求めた自治体に保護義務が生じる」んだからよ。
ま、で、毎度の付録だが。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1867558468&owner_id=23589482 は、具体的な生活保護の申請方法な。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1764994536&owner_id=23589482 は、この制度の本質だし、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1637496813&owner_id=23589482は、具体的な行政サービスの内容な。 特にシングルマザーのお人、是非読んで欲しいねえ。
・・・誰もが老いる。そして人に拠ってはボケるんだ。徘徊老人を、保護しねーで公園に放置して、身元を偽り119番通報する時点で、この国は「大勢の庶民が衰えたら、とっととそれ迄収めた税金を無視して捨てる、本当にひとでなしの棄民国家に変貌してる」のでな(呆)、
因みに俺は、「社会復帰が不可能な程、壊された人は、生涯、生活保護でその生活を支えるべき」って認識さ。
理由は、「ひでえ労働や排除で、その人を壊した社会は、そんな暴政を野放しにした責任を取って当然」なんだよ。
・・・最近、とみに痛感するぜ。「果たしてこの国は、庶民が納税に値する国家なのか」と。
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