mixiユーザー(id:63904941)

2020年02月03日22:32

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腹の中…

今回のこのコロナウイルスですが
元々は風邪の病原体の1つで 風邪の流行期には 大体風邪に35%くらいが
このコロナウイルスによるものです

もう ゲノム情報も解析されていて
分離にも成功していますので
エンベロープ(ウイルスの外壁)の正確な分子構造もすぐに同定できますし
これができれば 分子標的薬もワクチンもすぐに量産できるくらいに
科学は進んでいます…

実際 中国以外での死者は 今1人か2人
中国国内での致死率も およそ3%弱

普通に考えると インフルエンザの方がよほど怖いです…

事実 アメリカでは この冬だけで インフルエンザによる死者数が2万人近くまで行っています

ここいらを冷静に俯瞰することが出来たら
何をどう考えても
アメリカや欧州諸国の対応が 度を越してヒステリックなのですが
「なんでヒステリックやねんやろ(??)」
な点について テキトーに書いていきます



数日前まで アメリカのS&P500の予想PER(株価収益率、企業の収益予想値は米ファクトセット集計、アナリストの12カ月先までの予想平均値)は18.6倍に達していました

違う言葉で説明すると アメリカがバブルだったわけで
今その調整局面に差し掛かっています…


事情は日本でも同じで
ワイドショーが大騒ぎしている今日も
東京市場は 電気ガスなどのインフラ系を除いて 全セクターで値下がりしています

普通に考えて こう言う感染症が原因であれば
製薬 医療 などの いくつかのセクターが人気になるはずなのですが
このセクターも値を下げています

https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

↑は ドル建てでの日経平均なのですが
中期的にだんだん値下がりしていることを見ておいてください

もちろん このコロナウイルスの1ヶ月以上前から 少しづつ値下がりが始まっています

あと 思い出してもらいたいのが
「こう言う局面では『有事の円買い』で円高になるはずなのに 円高になっていない」事です…

違う言葉で説明すると
日本のバブルも アメリカと一蓮托生で崩壊が始まっているわけです…

日本人は資産を 普通銀行預金にしますが
アメリカなどでは 多くの場合株を買ってポートフォリオを組みます

そのため 株価の下落は 大統領の首が一瞬にして飛ぶレベルの大ごとです…

でも 投資家上がりの大統領が
「リセッションでんねんw」
とは 口が裂けても言えません…

事情は 西欧諸国も似たようなものです…

となると
「スケープゴート」
が必要です…

アメリカをはじめとする主要国にとって
格好のスケープゴートが 今の中国なわけです…

一方 霞ヶ関にしてみたら 事情が変わってきます

中国は アジアのサプライチェーンのコアの1つ
もし中国からの輸入まで全部止まったりすれば 日本で完成品を作れなくなったり
逆に中国への輸出が滞れば 経営体力を失っている多くの製造業にとって致命傷になったり
そうなると そうやって維持してきた雇用の受け皿の問題も出てきます…

誰もがITの熟練技術者になれるわけではない
当たり前のことですが
マンパワーが足りていない分野への マンパワーの再教育と投入に関しては
皆さんご存知のように 日本社会は致命的なレベルで能力が欠如しています…

このため 欧米諸国よりも「モノ」の分野での中国依存度が高い日本は
どうしても 妥協的にならざるを得ません…

そうして 実体経済だけでも基礎体力を残しておかないと
もうこの国は壊滅寸前まで追い詰められているからです…





肺炎、一時帰国の検討呼びかけ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5959976
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