何れ侵害される我等の人権に着いて

■山口組ナンバー２宅に銃弾＝男を現行犯逮捕―三重県警
(時事通信社 - 02月02日 17:30)
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突然ですが、皆さんにクイズです。「この弾いた自称組員の量刑は、果たして何年でしょーか？」と。

答えは、「懲役10年」でなあ。拳銃の場合、所持と発射だけで、それだけの判決出るよ。因みに、単純殺人なら、相場は仮釈なら7年半。ガラスとか割って10年なんざ、どんだけ、法律が不平等かだよな。

恐らく、この70代の実行犯は、「その年齢からしても、獄死する可能性が高い」よ。

あの業界を知ってるやつは、「行くトコ行ったんだろーな。そんなやつは必ず居る」と思うが、堅気の人の大半は、「娑婆に残した家族の面倒とバーターで、泣く泣く弾いた」とかだが。

実は、国内の彼等に対する扱いは、殆ど、ミャンマーのロヒンジャとかの、少数民族の迫害に匹敵してると、俺なんざ思うんだよ。

最悪なのは、地方自治体の、「暴力団排除条例」だ。

これ、一度「指定団体の組員と、当人が認識されたら、以後、自動的に、日本国憲法の第25条に制定されてる、国民の生存権が、即全面否定される」のでなあ。

・・・曰く、銀行口座や不動産は所得出来ねえ。賃貸住宅を借りるのも、自動車ディーラーで新車を買うのも無理だ。結婚式場も身内の葬式に寺の利用も不可。ゴルフ場も駄目で、一緒にプレイした堅気は、「密接交際者と見做され、下手すっと、氏名の公表に、逮捕」だろ。

おまけに、「公共事業の下請も禁止」・・・土方や人足すら無理で、挙句は、本当に困っての生活保護申請すら、「辞めてから、5年以上経たねえと利用不可」って、どんだけ人権蹂躙してんだよと、心底憤りを覚える次第でなあ。

そして最大の問題点は、この暴排条例が、たかが、「地方の自治体法なコト」だ。何でこいつが、「日本国憲法で保障されてる、先の生存権に限らず、思想や結社の自由の、上位に来るのか？」なんだよ。

で、何故か、こいつを問題視した野党は、誰も過去存在しない。共産党も含めてだが。

誰も、自分達は「連中と違う」で、済ませてーのかもな。

ま、山口組に関しては、今後は、生かさず殺さずで、オウムの残党同様に、「公安の監視対象とされ、税金を湯水みてーに注ぎ込む対象に変わる」と、手前は踏んでる。

でもな。かような暴政が罷り通れば、「次の監視や権利の剥奪対象は、ひょっとして、俺達かも」ねえ。

オウムも山口組も、最早、国家権力で簡単に潰せる相手だろ？細々と生かしてときてーのは「連中の利権故」なんでなあ。