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2020年01月31日02:09

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八村塁のNBA19試合目から25試合目までの全記録

■19試合目■

●今日の着用ユニフォーム:アソシエーションエディション

★八村塁、初センター起用★

12月4日(現地時間3日)。ウェスタン・カンファレンスのアウェー4連戦(1勝3敗)を終えたワシントン・ウィザーズが、ホームのキャピタル・ワン・アリーナでオーランド・マジック戦に臨み、120−127で敗れた。

 試合前、控えセンターのモリッツ・ヴァグナー(左足首負傷)に加えて、先発センターのトーマス・ブライアント(右足甲のストレス反応)も欠場が発表され、八村塁は先発センターとしてプレーすることになった。

「高校以来なので楽しみな一戦になるんじゃないかなと思います。(プレータイムは)コーチ次第なので、僕はできる限りのことを一生懸命やって、チームに貢献したいと思います」

 マジック戦を前に、明成高校(宮城県)在学時以来のセンター起用についてポジティブに捉えていた八村は、ロサンゼルス・クリッパーズ戦(38分27秒)をわずかに上回る、自己最長となる38分30秒コートに立った。

高さと長さを兼備するマジックのフロントコート陣を相手に、15得点6リバウンド4アシストをマークした八村は、フィールドゴール12投中6本成功、フリースローを3本全て決め切り、出場時間帯における得失点差で+6を記録した。

 試合を終えて、「ケガ人が5人くらい出てしまって、センターもいない状態で試合をやって、僕らとしては勝つ気で行きましたし、最初からアグレッシブにやったんですけど、惜しい試合になってしまったと思います」と振り返った八村。

 14点ビハインドで迎えた第3クォーター。ウィザーズはアイザイア・トーマスのショットを皮切りに、八村のレイアップ、ダービス・ベルターンスの3連続3ポイントと自慢のオフェンスが爆発。ブラッドリー・ビールの3ポイントとトーマスのショットも決まり、残り8分14秒で75−74と逆転に成功。

だがこの直後にマジックはアーロン・ゴードン、エバン・フォーニエの3ポイントで応戦。ウィザーズが何とか食らい付くも、テレンス・ロスの3ポイントプレー、ジョナサン・アイザックの長距離砲で突き放し、流れを一気に引き寄せた。

センターとして出場した八村は、ケム・バーチやアイザック、ゴードン、モー・バンバといったビッグマンと対峙。スイッチではフォーニエやマーケル・フルツ、DJ・オーガスティンといったバックコート陣ともマッチアップし、失点を許す場面もあった。

「僕のプレースタイルとしてはどこでもできるスタイルなので、今日こういうポジションでやるということで、僕も勉強になりました。チームとしても今の状況が続く可能性もありますので、今日の試合のダメなところをすぐフィルムとかで見て、修正することができたらいいなと思います」とコメント。

 センター陣が不在で、ビッグマンは八村とベルターンスのみという苦しい状況の中、八村は自己最長のプレータイムを記録したことはチームにとっても朗報だろう。

 第4クォーターで4ファウルになってしまったものの、これまでの試合であれば、それよりも早く4ファウルを喫してファウルトラブルに陥っていたとしてもおかしくはない展開だった。その中で、ポンプフェイクに引っかかってしまう場面もあったが、なんとか相手選手と接触しないようにしたことで、ウィザーズのビッグマン不在という最悪の状況を回避した点は称賛に値する。

この日の得失点差(+6)について聞かれた八村は「チームにインパクトを与えられる選手になりたいので、そういうところも重視していますし、得点だけじゃなくて、チームの勝ち負けに関わる頑張りができたらいいなと思います」と口にした。

 ブライアントは今後3週間近く戦線離脱する見込みのため、6日(同5日)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦も苦しい戦いは続く。

 ヴァグナーが戦列復帰できたとしても、シクサーズが誇るリーグ屈指のフロントコート陣(ジョエル・エンビード、アル・ホーフォード、トバイアス・ハリス)に208センチの超大型ポイントガード(ベン・シモンズ)を相手にするのは大きなチャレンジと言っていい。

 特に攻防兼備のオールスターセンター、エンビード(213センチ113キロ)とのマッチアップはファウルトラブルになることを覚悟しなければならない。

 それでも、八村は「大きい選手と戦うということで、負けないでしっかりやりたいなと思います」と、時折白い歯を見せながら話しており、リーグ屈指の実力者とのマッチアップを楽しみにしている印象を与えた。


■20試合目■

●今日の着用ユニフォーム:シティエディション

12月6日(現地時間5日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がキャピタル・ワン・アリーナで行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦に出場した。

 復帰したモリッツ・ワグナーが先発センターを務め、八村はパワーフォワードのポジションでスタメン出場し、トバイアス・ハリスやアル・ホーフォード、ジョエル・エンビードとマッチアップ。第1クォーター開始4分57秒にレイアップを決めると、同6分32秒にも得点を挙げた。

 第2クォーターは序盤にステップバックからジャンプショット、ディフェンスリバウンドからの速攻でシュートを成功。チームはデイビス・ベルターンスの3ポイント中心に追いあげると、八村は残り3分34秒にイシュ・スミスのパスからダンクを試みるものの、相手のファウルに遭って得点ならず。それでもフリースロー2本を確実に決めてチームにリードをもたらすと、同2分10秒には5点差に広げるダンクを叩きこんだ。さらに、ブラッドリー・ビールのアシストから3ポイントを沈め、前半だけで19得点3リバウンドの大暴れ。65−55で試合を折り返した。

第3クォーターは八村の先制点でスタート。ブラッドリー・ビールやスミスのスコアが伸び、91−81とリードを保って12分間を終えた。最終クォーターはイースタン・カンファレンスで4位につけるシクサーズから猛攻を受け、残り約5分の時点で104−98と6点差。それでも八村のプットバック、ビールのフリースローなどで逃げきり、最終スコア119−113で4試合ぶりの白星を手にした。八村は自己最長42分31秒のプレータイムで5度目の20得点超えとなるチーム最多27得点をマーク。7リバウンド2スティールも記録した。

■21試合目■

●今日の着用ユニフォーム:シティエディション

12月7日(現地時間6日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がアメリカン・エアラインズ・アリーナで行われたマイアミ・ヒート戦に出場した。

 試合序盤からイシュ・スミスやブラッドリー・ビール、モリッツ・ワグナーのショットが好調。八村はリバウンド、アシストをそれぞれ1つずつ記録すると、第1クォーター残り3分27秒にビールのアシストからレイアップで初得点を挙げた。

 28−27で迎えた第2クォーターはインサイドで強さを見せ、開始2分52秒にドライブ、同3分20秒にダンク。直後には相手のファウルを誘ってフリースローを獲得し、2本とも確実に沈めた。速攻からダンクも決め、今季初めて5試合連続で2ケタ得点を達成。チームは65−61で試合を折り返した。

 第3クォーターは開始1分13秒にレイアップ、同4分43秒にワンハンドダンク。イースタン・カンファレンスで3位の強豪相手に接戦を繰り広げ、85−86で最終クォーターに突入した。勝負所でジミー・バトラーに得点を許すなど苦戦を強いられ、最終スコア103−112で連勝を逃した。

 なお、八村は約39分のプレータイムで14得点6リバウンド2アシスト1スティールをマークした。

開幕から21試合連続の先発出場で奮闘したが、チームは103−112で敗れ、連勝を逃して7勝14敗となった。

ヒート戦でNBAデビューから21試合連続で先発。5日の76ersと合わせて2日間で82分というルーキーとしては驚異的なプレータイムを記録した。

今季のドラフトで指名された計60人のエリート新人の中で、開幕から1試合も休んでいないのは計8人。1巡目の指名選手では4番目のダリアス・ガーランド(キャバリアーズ)、6番目のジャレット・カルバー(ティンバーウルブス)、7番目のコービー・ホワイト(ブルズ)、9番目の八村、12番目のP・J・ワシントン(ホーネッツ)、23番目のダリアス・ベイズリー(サンダー)、28番目のジョーダン・プール(ウォリアーズ)の6人が“皆勤”を続けている。全試合先発に限ると八村、ガーランド、ワシントンの3人のみ。ただしヒート戦は八村がNBA唯一の「例外」と対面する1日となった。

それが好調ヒートの先発ポイントガードとして起用されているケンドリック・ナン(24)。ウィザーズ戦では八村と同じ14得点をマークして勝利に貢献している。

ナンはドラフト外での入団。昨季はウォリアーズ傘下のG・リーグ、サンタクルーズ・ウォリアーズでプレーし、49試合で19・3得点をマークしていた。といっても先発は1試合のみ。結局、ウォリアーズはナンとは契約せず、オフにヒートが獲得していた。

■22試合目■

●今日の着用ユニフォーム:シティエディション

12月9日(現地時間8日)、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズがホームのキャピタル・ワン・アリーナでロサンゼルス・クリッパーズと対戦。第1クォーターから10点ビハインドを背負うと、後半にも引き離されて最終スコア119−135で敗れた。

 八村はこの試合、約37分間コートに立ち17得点7リバウンド4アシストを記録。スコット・ブルックスヘッドコーチはチームの公式Twitterに投稿された動画を通じて、八村についてこうコメントした。

「塁はとにかくリングへアタックするが、それでもフリースローがもらえていない。まだ(レフェリーが)彼のことを知らないのか、笛がもっと吹かれてもおかしくない。とにかく引き続きアタックをしてフィジカルにプレーし続けてほしい。ルーキーでこれほど多彩なスコアラーは彼だけではないだろうか。これからが楽しみだ」

一方、6試合連続の2ケタ得点を挙げた八村は、2日(現地時間1日)にクリッパーズと対戦した際には今季最多の30得点を挙げた。9日の試合後は、「この前はキャリアハイの得点を取ったので、相手もアジャストしてきたなと感じました」と話し、カワイ・レナード、ポール・ジョージとの再戦については「ああいう大きくて動ける選手との対戦は、すごく勉強になりますし嬉しく思う」と述べた。

これで2連敗となったウィザーズ。次戦は敵地でシャーロット・ホーネッツと対戦する。期待のルーキーは「絶対に勝たなければいけない試合だと思うので、僕らもしっかり切り替えてやっていきたい」と、白星獲得へ意欲を示した。


■23試合目■

●今日の着用ユニフォーム:アイコンエディション

NBAワシントン・ウィザーズの八村塁は12月11日(現地時間10日)に行われたシャーロット・ホーネッツ戦に先発し、開幕から23試合連続でスタメン出場となった。

さらに開幕戦以来キャリア2度目となる”ダブルダブル”を達成。八村は約33分のプレータイムで18得点12リバウンド2アシスト1スティールをマークした。

圧巻のパフォーマンスでチームを鼓舞し続ける。そんな大物ルーキーへ地元メディアからは早くも新人王候補と期待を寄せる声があがっている。

第1クォーターはチーム全体のシュート確率が悪く、八村もレイアップでの2得点のみにとどまった。続く第2クォーターは開始4分42秒にブラッドリー・ビールのアシストからシュートを成功。積極的な仕掛けで獲得したフリースローを4本中2本決めたものの、ファウル3つと苦戦し、前半で6得点3リバウンド1アシスト1スティールを挙げた。

48−53で迎えた第3クォーターは開始1分間で2本のジャンプショットを沈め、7試合連続で2ケタ得点を達成。得点だけでなく、5リバウンドも稼いだ。

最終クォーターは開始2分8秒にデイビス・ベルターンスやクリス・チオーザなどベンチメンバーの活躍で逆転に成功。八村は残り6分37秒からコートに立ち、直後に9個目のリバウンドを奪うと、同4分11秒にオフェンスリバウンドをもぎ取り、開幕戦以来キャリア2度目の“ダブルダブル”を達成した。チームは接戦の末、107−114で惜敗。3連敗を喫した。


★アメリカのテレビ局・CBSスポーツでは現地12月9日、12月第1週の「NBA週間ルーキーランキング」を発表した。これは週ごとのルーキーのパフォーマンスを評価し、独自に上位10人を選出しているものだが、その中で八村が堂々の1位に選ばれた。

八村は12月に入ってからキャリアハイの30得点を叩き出したのを皮切りに、全試合で2ケタ得点をマークするなど、チームはなかなか勝ちに繋がらない中でも粘り強さを見せている。

評価ポイントとして、同局は1日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で昨シーズンのファイナルMVPであるカワイ・レナードやポール・ジョージから「非常に優れたルーキー」と称えられたことを挙げ、「ポール・ジョージとカワイ・レナードから賞賛を得ているならば、それは正しいことをしているということ。ハチムラはその前の週では、シューティング・パフォーマンスが低かったが、クリッパーズに対しては大きく立て直した」と高く評価している。

さらに、「ウィザーズは負けたが、ハチムラはさまざまなアプローチで30得点を記録した。彼はまだ3ポイントシュートに苦しんでいるが、リング下とミドルレンジのプレーは、ほとんどのルーキーのはるか上をいっている。彼は常にフィールドの端から端へ動きまわり戦っている。そして、彼のディフェンスこそが彼のキャリアの中で最大の武器になるだろう」とルーキーの中で頭一つ抜けているオフェンス面への称賛に加え、ディフェンス面での尽力も評価している。

同じくアメリカのテレビ局・NBCスポーツ・ワシントンでも「ルイ・ハチムラは他のエリートルーキーと比べてどうか?」(現地11月19日)というタイトルでルーキー・オブ・ザ・イヤー候補に関する特集を組んでいる。

この中で、ドラフト全体1位でニューオリンズ・ペリカンズに入団したザイオン・ウィリアムソンがケガで出遅れていることで、最有力候補が不在であることを説明。そして新人王争いは他の選手たちに大きく門が開かれたとし、八村の名前も挙げている。

八村はメンフィス・グリズリーズのジャ・モラント、マイアミ・ヒートのケンドリック・ナン、ゴールデン・ステート・ウォリアーズのエリック・パスカル、マイアミ・ヒートのタイラー・ヒーローに次ぐ5番手に位置。

この理由として、同局は「複数のポジションを守り、ディフェンスの穴をつくという現代的なフォワードの能力は非常に魅力的だ」とこれまでのパフォーマンスを高く評価している。

また、「彼のプルアップジャンパーは間違いないもので、定評よりもはるかに機動力もある。ハチムラが接触されながらフィニッシュし、自分の位置を掴むことを覚えれば、ブラッドリー・ビールの驚異的な援護になるだろう」と更なるチームへの貢献も期待しているようだ。

日本人初のドラフト1巡目指名、開幕戦スタメン出場に始まり、数々の”初”を記録し続けている八村。シーズン終わりには日本人として初の”NBA新人王”の快挙を成し遂げることができるのか、ゴールデンルーキーからますます目が離せない。


■24試合目■

●今日の着用ユニフォーム:アイコンエディション

12月15日(現地時間14日)、フェデックス・フォーラムにてメンフィス・グリズリーズvsワシントン・ウィザーズの試合が開催。同試合でウィザーズの八村塁とグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ渡邊雄太による、NBA史上初めての日本人対決が実現した。

 先発出場の八村は第1クォーター、2本のレイアップシュートを沈め4得点をマーク。同クォーター残り3分29秒に2つ目のファウルを犯しベンチへ下がった。

 第2クォーター開始1分47秒、グリズリーズの渡邊が出場。同4分4秒に放った3ポイントは得点に結びつかなかったが、直後に八村がコートへ戻り、両選手が同時にNBAのコートへ。すると、中盤には八村のドライブからのジャンプショットを渡邊がブロックに飛んで阻もうと試みるマッチアップも実現した。

 試合は、前半を終えてホームのグリズリーズが15点リード。第3クォーターで渡邊は出場しなかったが、八村は同クォーター終了時点で10得点を記録した。

104−84でスタートした第4クォーターは、終始グリズリーズが余裕を持ったまま試合が進む。試合終了残り3分27秒からは渡邊が再びコートへ戻り、2リバウンドを記録。試合は最終スコア128−111でグリズリーズが勝利を収めた。

渡邊は約7分間の出場で無得点、1つのターンオーバーを犯したものの計3リバウンドを記録した。一方の八村は28分40秒のプレータイムで10得点4リバウンドをマーク。試合後は互いにユニフォームを交換し合い、健闘を称え合った。


■25試合目■

●今日の着用ユニフォーム:アイコンエディション

12月17日(現地時間16日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がリトル・シーザーズ・アリーナで行われたデトロイト・ピストンズ戦に出場した。

 八村は第1クォーター開始2分3秒にダンクで初得点を挙げると、直後にブラッドリー・ビールのアシストからジャンプショットを決めた。同5分57秒にはファウルを受けながらリバースレイアップを沈め、“3点プレー”を成功。最初の12分間だけで7得点を挙げると、第2クォーターはビールを中心に試合を進め、67−61で前半を終了した。

 第2クォーター終盤にゴール下で味方と接触した八村は、そけい部打撲のため後半は欠場。試合を通じて17分1秒のプレータイムで7得点2リバウンドをマークした。

 なお、チームは133−119で勝利を収め、5試合ぶりの白星を手にした。

鼠径部を負傷した八村塁は次戦から少なくとも5試合を欠場すると発表した。八村は開幕からここまで全25試合に先発出場していた。

ウィザーズは18日に本拠地ワシントンでブルズと対戦後、遠征に出て26日のピストンズ戦まで敵地で4試合をこなす。チームによると遠征を終えてから再検査を行い、その後の出場の可否を判断する予定。八村は16日の試合で、前半終了間際にリバウンドに跳び味方選手と接触した場面で負傷したとみられる。

NBAデビュー25試合に全試合先発出場し、1試合平均13・9得点、5・8リバウンドをマークしている。



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