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2020年01月31日02:04

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八村塁のNBA11試合目から18試合目までの全記録

■11試合目■

●今日の着用ユニフォーム:アソシエーションエディション

11月18日(現地時間17日)、八村塁所属のワシントン・ウィザーズがアムウェイ・センターでオーランド・マジックと対戦。追いかける時間が続く中、第4クォーター残り1分1秒に1点差まで詰め寄ったものの121−125で敗戦を喫した。

アムウェイ・センターで行なわれ、ニコラ・ブーチェビッチが30得点、17リバウンドを記録し、マジックが125-121で勝利した。

 八村は2試合連続1ケタの6得点に4リバウンド2アシストをマーク。チームの公式Twitterに投稿された動画を通じて「最後はいいところまでいったが、出だしが良くなかった。そこが最後に響いた気がします」と振り返った。また、総リバウンド数でウィザーズの38個に対して52個も許したことに触れ、「リバウンドもそうですし、ディフェンスでもやられてしまいました」とコメント。自身は2014年のNBAドラフトで4位指名のアーロン・ゴードンとのマッチアップする場面もあったが、「スカウティングもしっかりできていて、うまく守れたと思います」と手応えも感じている。

ミドルシュートが好調なことについて聞かれると、「リズムに乗れているからだと思います」と説明。「今日もシュートタッチは悪くなかったと思いますが、何本か落としてしまって。そういう時でもディフェンスをやることでチームにも響かないですし、ルーキーなのでそういうところでがんばっていきたいと思います」と続けた。

 14日(同13日)のボストン・セルティックス戦から敵地での3連戦を終了。「体をしっかり休めていて、問題なくできたと思います」と明かした。

5戦4敗のウィザーズ(3勝8敗)は、ブラッドリー・ビールが34得点、6リバウンド、8アシスト、CJ・マイルズが21得点、デイビス・ベルターンスが15得点、8リバウンド、トーマス・ブライアントが14得点を記録している。

ビールは「開幕して10試合を過ぎている。自分たちがどれほど言い訳しているかをもう一度考えてみなければいけない」と苦言を呈した。

「すべての試合で、僕らは勝てるだけのハードファイトをしている。攻撃ではトップ5なんだ。だから、それが問題じゃないことは分かっている。僕らがやるべきは、相手を止めることなんだ」。

一方、5戦4勝のマジック(6勝7敗)は、ブーチェビッチのほかに、エバン・フォーニエが25得点、9アシスト、マーケル・フルツが19得点、アーロン・ゴードンが13得点、9リバウンドをマークした。

終盤にパスをスティールしたビッグプレイについて、フルツは「もちろん楽しかった」と喜んだ。

「試合の行方がどうなるかギリギリという、ああいう瞬間のために生きているものさ。ああいうのが好きなんだ。ビッグプレイをするチャンスを得て、それを決めることができた」。


◆12試合目◆

●今日の着用ユニフォーム:ステートメントエディション

11月21日(現地時間20日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がキャピタルワンアリーナで行われたサンアントニオ・スパーズ戦に出場した。

 開幕から12試合連続先発出場の八村は、第1クォーター開始2分57秒に2本のフリースローを沈めた。しかし、直後のディフェンスでデマー・デローザンに翻ろうされ、早くも2つ目のファウルを犯して交代。トロイ・ブラウンJr.とブラッドリー・ビールも2ファウルと苦しむ中、35−38で最初の12分間を終了した。

 続く第2クォーターは開始4分39秒から出場し、フックシュート、レイアップを立て続けに成功。アイザイア・トーマスのアシストから決めたダンクもあり、前半で8得点2リバウンドを記録した。

 開始早々にファウルを犯した第3クォーターはフリースロー、レイアップで得点を3試合ぶりに2ケタにのせ、チームも連続得点で逆転。ディフェンスリバウンドを奪って速攻を仕掛け、デイビス・ベルターンスの3ポイントをアシストする場面もあった。

 第4クォーターは119−115で迎えた残り5分29秒からコートに入ると、リードを10点に広げるイシュ・スミスの3ポイントをアシスト。同2分53秒にはレイアップを決め、同1分4秒にはデローザンのファウルを誘発して2本のフリースローを沈めた。チームはスパーズの反撃から逃げきり、最終スコア138−132で勝利。2試合ぶりの白星を手にした。

 なお、八村は25分の出場でフリースロー5本を含む15得点にチーム最多の7リバウンドをマークした。


◆13試合目◆

●今日の着用ユニフォーム:アソシエーションエディション

11月23日(現地時間22日)に、ワシントン・ウィザーズの八村塁がキャピタルワンアリーナにて行われたシャーロット・ホーネッツ戦に出場した。

 この日も八村は先発出場を果たすと、試合開始1分52秒にアイザイア・トーマスからパスを得て、そのままレイアップでこの日初得点をマーク。直後に、再度レイアップで4点目をマークした。第2クォーターは残り3分22秒からコートへ立ち、残り2分29秒には豪快なダンクを沈めた。チームは62−68で試合を折り返した。

 後半はブラッドリー・ビールのアシストから八村のレイアップで先制に成功。開始3分13秒にはアリウープで加点。その後も得点を重ね、90−96で勝負は最後の12分間へ。最終クォーターは出番こそはなかったものの、チームは相手を22得点に抑えると、攻めては35得点を積み上げ、125−118で今季初の連勝をマークした。
 
 なお、八村は2試合連続の2ケタ得点の15得点、2リバウンド、2スティールをマークした。

■14試合目■

●今日の着用ユニフォーム:アソシエーションエディション

11月24日(日本時間25日)にキャピタルワン・アリーナで行なわれたサクラメント・キングス対ワシントン・ウィザーズの一戦は、ハリソン・バーンズが今季自己最多に並ぶ26得点、ボグダン・ボグダノビッチがベンチから21得点の活躍を見せたキングスが113-106で勝利した。ウィザーズの八村塁は、7得点、4リバウンドだった。

先発出場した八村は、23分24秒の出場でフィールドゴール7本中2本を成功。第1クォーターには3ポイントショットを成功させた。

八村は「最初から積極的にいって、チームの流れに乗った部分はあったんですけど、やっぱり足りない部分があって、波に乗れなかったと感じました」と試合後に語っている。

キングスのディフェンスについては「ブラッド(ブラッドリー・ビール)への対応などを見ても、相手が良いディフェンスをしているのがわかったんですが、そういうところで僕らもストレスが溜まってしまって、オフェンスでもボールの回しが良くなかったと感じました」と、答えた。

キングス(7勝8敗)は、バーンズ、ボグダノビッチのほかにバディ・ヒールドが18得点、リショーン・ホームズが16得点、10リバウンド、コリー・ジョセフが10得点で勝利に貢献した。

敗れたウィザーズ(5勝9敗)は、八村のほかビールが20得点、8アシスト、アイザイア・トーマスが17得点、トーマス・ブライアントが14得点、8リバウンド、モリッツ・バグナーが12得点、11リバウンド、ダービス・ベルターンスが12得点、6リバウンド、ジョーダン・マクレーが12得点だった。

■15試合目■

●今日の着用ユニフォーム:ステートメントエディション

11月27日(現地時間26日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がペプシ・センターで行われたデンバー・ナゲッツ戦に出場した。

 12勝3敗でウェスタン・カンファレンス2位のナゲッツに対し、八村は第1クォーター開始1分17秒にトーマス・ブライアンのアシストからダンクで初得点をマークし、ポール・ミルサップやニコラ・ヨキッチといった実力者とマッチアップ。ロースコアで試合は進み、23−25と2点ビハインドで最初の12分間を終えた。

 開始4分55秒からコートに立った第2クォーターでは、ジェレミー・グラントに対し立て続けにファウル。それでも、残り2分58秒にアイザイア・トーマスのパスからダンクを叩きこむと、同1分29秒にトロイ・ブラウンJr.のシュートをお膳立てし、前半で4得点3リバウンド2アシストを記録した。

 47−64で迎えた第3クォーターは序盤にようやくブラッドリー・ビールのシュートが入りだし、八村は開始3分に今シーズン6本目の3ポイントを成功。波に乗りたいところだったが、残り6分21秒に4つ目のファウルを犯し、ベンチに下がった。

第4クォーターは出番なし。試合を通じて22分のプレータイムで7得点4リバウンド2アシスト1スティールを記録し、フィールドゴールは10本中3本成功と精彩を欠いた。

なお、チームは104−117で敗戦。2連敗を喫した。


■16試合目■

●今日の着用ユニフォーム:ステートメントエディション

11月28日(現地時間27日)、八村塁所属のワシントン・ウィザーズがトーキング・スティック・リゾート・アリーナでフェニックス・サンズと対戦。第1クォーターから36−34とハイスコアになった試合を140−132でものにし、連敗を「2」でストップさせた。

 スコット・ブルックスヘッドコーチはチームの公式Twitterに投稿された動画を通じて、ブラッドリー・ビールやトーマス・ブライアントなど7人が2ケタ得点を挙げた中で6得点6リバウンド2ブロックに終わった八村について「(塁が)そこまで得点しなくていい試合もある」とコメント。

「今日はすごくフィジカルだった。成長が感じられた。私は塁を(得点ではなく)フィジカルさで評価している」と続け、「彼は勝者。勝者のDNAを持っている。得点でしか貢献できない選手だったら良し悪しも激しい。ただの自己満足になる。大切なのは勝つこと。塁は勝つことにしっかりと意識を置いている」と背番号8を改めて評価した。


■17試合目■

●今日の着用ユニフォーム:ステートメントエディション

11月30日(現地時間29日)にステイプルズ・センターで行われたロサンゼルス・レイカーズ戦。ワシントン・ウィザーズの八村塁は、序盤からエンジン全開でコートを疾走し、約4分半で8得点を挙げる活躍を見せた。

 最初のポゼッション。八村は左コーナーでレブロン・ジェームズ相手にドリブルで押し込んでステップバックジャンパーを突き刺すと、今度は相手のターンオーバーからボールを奪い、そのまま持ち込んでレイアップ。その後もトランジションからレブロンとペイントエリアでマッチアップとなるも、自らコンタクトして動きを封じ、リング下で加点。

 さらにはジャベール・マギーのブロックをかいくぐってリバースレイアップも決め切り、ウィザーズに15−4と11点のリードをもたらす見事なスタートダッシュを見せた。

だが、レイカーズは動じなかった。タイムアウト明けからレブロン、アンソニー・デイビスの両輪を軸にウィザーズのオフェンスを封殺し、33−8のランで第1クォーターを締めくくると、さらにリードを広げていき、終わってみれば125−103でレイカーズが完勝。

 ウィザーズの日本語版公式ツイッターで、八村が「僕らとしては、前半から手も足も出ない、という状態になってしまって。すごく情けない状態になったと感じました」と振り返ったとおり、レイカーズが自慢のディフェンスと破壊力満点のオフェンスでウィザーズを圧倒し、10連勝を飾った。

「俺たちには優勝したいという強い願望がある。でも今ここで決まるものではない。今は次の対戦相手が標的だ。今後もチームとして向上し続けていきたいね。このチームには優勝を経験し、どうすれば優勝できるかを分かってる選手が何人もいる。長いプロセスだから、(優勝するために)近道したりなんかはしない。でもその旅路を楽しむことができている」

 レブロンがそう明かしたように、レイカーズは勝率5割を下回る若手チーム相手にも油断せず、チームとして攻防両面でウィザーズに襲い掛かった。

キャリア初のレイカーズ戦となった八村は、16得点8リバウンドと上々の成績。レブロンとデイビスとのマッチアップについて「フィジカルがすごい強くて。『やっぱりすごい選手だな』と守ってて分かりました。ああいう選手たちと毎日のようにできることは、僕としてもいい経験になってますし、プラスになることなので、いろいろと学びたいなと思います」と振り返っていた。

 試合中にはデイビスに強烈なブロックを浴びる場面もあったが、キャリア17シーズン目の大ベテラン、レブロンとのマッチアップでは予想以上のプレーを見せたと言っていいだろう。

 スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)も「初めてレブロンと対戦したにもかかわらず、塁は今日すごく良かったと思う。残念ながら第4クォーターには出場機会がなかったけどね。どんなにフィルムスタディーをして準備をしても、(レブロンは)皆のヒーローなんだ。彼が持つオンコートとオフコートにおける姿勢とずば抜けた安定性は、MVPを9度受賞していてもおかしくはない。そんな選手相手に塁は堂々とプレーした。本当に今日はよくやってくれた」と称賛していた。

八村自身も「フィジカルでも負けないようにと、頑張ってやりました」と語っている。


■18試合目■

●今日の着用ユニフォーム:ステートメントエディション

12月2日(現地時間1日)、敵地でのクリッパーズ戦に開幕から18試合連続で先発。第1クォーターこそ4点差と苦戦を強いられたものの、ポール・ジョージやカワイ・レナード、モントレズ・ハレルの活躍により150−125で快勝した。

 ジョージはウィザーズの公式Twitterを通じて、初対戦した八村を「非常に優れたルーキーだ」と評価。「とても良かった」と好印象を抱いており、「これまでたくさんのルーキーを見てきているけれど、その中で際立っている。(2019年ドラフトで指名された中で)優秀な選手の一人。長期的にも最高の選手の一人だ」と絶賛した。

 また、レナードも日本の逸材についてコメント。「優れた選手だ。基本がしっかりしている。(コート上で)オープンになる能力がある。経験を積んで、引き出しが増えていって、どんどん上達していくだろう」

 11月30日(同29日)のロサンゼルス・レイカーズ戦ではレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビス、そしてクリッパーズ戦ではジョージやレナードと、リーグ屈指のスーパースターたちと対峙するなど様々な経験を積んでいる。

八村塁はチーム最多の38分出場し、キャリアハイとなる30得点、9リバウンド、3アシスト、1スティールをマーク。試合をとおして得意のミドルレンジからのプルアップジャンパーやピック&ロール、3ポイントシュート2本に加えてダンクシュートを叩き込む場面も見られた。

 得点面でアグレッシブなパフォーマンスを披露した八村だったが、チームは125−150で大敗。だが、個人に至ってはシーズン最高の出来だったことだろう。ウィザーズのルーキーとしての30得点という数字は、2011年の3月に達成したジョーダン・クロフォード(元アトランタ・ホークスほか)とジョン・ウォール(ウィザーズ)以来の球団記録であると、『NBC Sports Washington』のチェイス・ヒューズ記者が報じている。

 ウィザーズの日本語版ツイッターをとおして、試合後のインタビューにてキャリアハイ30得点について聞かれた八村は、「チームが負けてしまったので何とも言えませんが、少しずつチームに溶け込んでいると感じていますし、チームにどうやったら助けられるかというのを、もっと考えていかなきゃならないなと思います」と振り返った。

 また『The Washington Post』によれば、ウィザーズのチームメートであり、オールスター選出やプレーオフ出場経験もあるアイザイア・トーマスが八村に関して言及した。新人でパフォーマンスに波があることについては、「彼はルーキーだ。驚くことじゃない」とコメント。また今回の大敗に関しては、「ただ1つわかることは、偉大な選手たち、素晴らしい選手というのは、いいことがあろうと悪いことがあろうと、長くは記憶しないということ。明日目を覚ました時には、彼には敗北を忘れて、練習に励んでもらいたい。そして僕たちはそこから歩んでいく」と言葉を残した。

 3日(同2日)の時点でウィザーズは6勝12敗。イースタン・カンファレンス11位。

ダンクシュート2本、3点シュートも2本決め、ここまで出場時間の少なかった第4クオーター(Q)も約7分プレー。ラプターズ在籍時の昨季にファイナルMVPを獲得したカワイ・レナードをディフェンスで止めるなど、攻守にわたる活躍をみせた。

大坂なおみが観客席から見守る中、八村は奮闘し続けた。出場機会が少なかった第4クオーター(Q)も残り7分27秒から出場すると、最後までコートに立つ。自己最長の38分間プレーし、自己最多でチーム最多の30得点。今季の新人選手の1試合での得点でも最多タイとなった。「負けてしまったので何とも言えないが、少しずつチームに溶け込んでいる」。大敗もひときわ存在感を放った。

最近は前試合のレーカーズ戦こそ16得点も、20分以上出場しながら1ケタ得点の試合が多かった。得点力の低下は、パスを優先した結果と判断。意識改革し、この日は序盤から積極的にシュートを狙った。開始30秒でいきなり3点シュート。第2Q残り6分25秒では、右サイドから空いたスペースを1人で持ち込んでダンクシュート。「前が空いていたら強く行こう」と、攻めの姿勢を得点につなげた。

攻撃だけではない。「テレビでよく見ている」というクリッパーズのエース・レナード相手に、序盤から積極的にマッチアップ。昨季ラプターズを優勝に導き、ファイナルでMVPを獲得した大物相手にも気後れせず、攻めのディフェンスをみせた。「八村はいい選手。基礎ができていて、全てがそろっている。今日のプレーは気に入った」と、レナードにも十分な印象を与えた。

チームは今季2度目の150失点。開幕から6勝12敗とリズムに乗れない。八村は「どうチームを助けられるか。もっとしっかりやっていかなければ」と新人ながら主力としての自覚と責任感を吐露。ブルックス監督からは「どんなことがあっても精いっぱいやってくれる。これからも引き続き塁を中心にチームを作り上げていきたい。塁には勝者のDNAがある」と献身的なプレーを感謝された。敗れはしたものの、ドラフト1巡目の力を十二分に見せつけた。
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