『伝説』20年　『鍛錬』15年

今日で仮面ライダークウガの放送開始から20年、仮面ライダー響鬼の放送開始から15年なのだそうです。

何回か書いていますが、改めて書くと、私は「クウガ大好き！五代くんを尊敬してます！！」みたいに書いておきながら、クウガはリアルタイムで見てませんでした。

理由は仮面ライダーが好きじゃなかったからです。だって昭和の仮面ライダーは気持ち悪いじゃないですか(^_^。特撮ヒーロー番組というよりも、金田一耕助とか横溝正史のドラマを見るような不気味さ気持ち悪さを子どもの頃に感じていたので、ライダーよりもウルトラでした。Blackですらリアルタイムで見てません。その時間は童夢くん見てました(^_^。

なので仮面ライダーの新作が久しぶりに作られる、というニュースも「へえ〜」って思うくらいでした。それよりも前年のロボコン復活の方がテンション上がりました(^_^。

伝え聞こえてくるクウガはフォームチェンジをして戦うっていうから、完全にティガのパクリだと思ってました。

平成ライダーはクウガばかりかアギトも龍騎もリアルタイムで見てません。龍騎に至っては仮面ライダーがいっぱい出てきて仮面ライダー同士で戦うなんてわけが分からない状況だと聞いて、ますます興味を感じませんでした。

でも、555が始まるよ〜っていう記事を見て、こりゃかっこいいと思って見始めてから、私の平成ライダーは始まりました。555を見ながらアギトのDVDをレンタルして見始め、東映チャンネルにも加入した頃で、タイミングよくクウガから平成ライダーを放送し始めた時だったので、見てない3作品を一気に見ました。そしてクウガに感動しました。

五代くんの優しさ、桜子さんの大きさ、一条さんの格好良さ、痛みが伝わってくるストーリー。毎回毎回心を大きく揺さぶられながら見ていました。そしてリアルタイムで見てなかった自分を心から恥じました(^_^。

これも何度も書いてますが、サムズアップの意味を先生が語るところとか、綺麗事がいいに決まってるって五代くんが語るシーンは何十回見ても泣けてきます。

555からリアルタイムで身始めるようになった平成ライダー。戦隊と同様に毎週楽しみになっていましたが、ついに響鬼が始まりました。クウガと同じプロデューサーだということは後になって気付くんですが、響鬼も優しさと強さと痛み、少年が成長するときの危うさを伴った、とてもデリケートな作品だなと思いました。そして一気に好きになりました。

ヒビキさんたち大人と、明日夢たち子どものバランスも最高でしたよね。二つを繋げるたちばなの皆さんも本当に良かったなぁ。残念ながら大好きな響鬼は完結せず、29話で打ち切りとなってしまったのですが、だからこそ今でもヒビキさんたちはどこかで生き生きと暮らしているんだろうなと思えるんですよね。完結しなかったことが逆にリアルさを伴っているようで。

悩んだ時にふと、五代くんなら、一条さんなら、ヒビキさんならどうするかなって思うんですよね。ちょっと逃げそうになったり、ズルしそうになったり、サボりたくなったときも思い浮かんで、思い直したりしています。思い直さずサボるときもありますが(^_^、でも私は本気でヒーローになりたいと思っているので、彼らの生き方が、私の生き方の指標になっています。今見続けているパソコンのモニターから上下左右を見れば、あちこちにクウガや響鬼のフィギュアが目に入ります。最近はウルトラマンエックスも増えましたが、やはりこの2作品は特別です。

笑顔を守ること、自分に負けないように鍛えること、大切に生きて行きます。