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2020年01月26日20:55

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大変動の3カ月

10月22日に会った友人と、今年度初の顔合わせ。NとO

さて、こういう集まりが開催されるときは、だいたいみんな、何か問題や転機を抱えてくるワケで。それは俺も例外ではない、この3カ月で結構な動きがあった。

先陣はNが切った。なんと転職をするという。

おいおいおい!?公務員を捨てるというのか!?いきなりすごいネタ振ってきたなあ。1日8時間くらい勉強して、1発で試験&面接を通過するぐらい努力しただろうに!?つか、今絶賛子育て中だろアンタ!と総ツッコミが入るが

N「まあ待てって。公務員は捨ててない。自分が住んでる市の役所に勤めることにしたんだよ。あ、異動とは違うからしっかり面接&SPIのようなことはしたよ。」


…つまり、また働きながら勉強して、公務員試験受けたんか。ほんっとうに努力家な所は学生時代から変わんねえなあ。しかし、今勤めてるところもそれほど遠くないはず。なぜそこまでして、転職活動をしたん?

N「ちょっと嫁がね…。育児ノイローゼみたいになっちゃってて。今子供が1歳2カ月だから、立ったりするときがあるんだけど、床に手や尻をつくと「ドン」ってなるじゃん。あれで下の住人からクレームが来たりで、病んじゃっててね。」

…うわあ。ネットでよく見ることが、そっくりそのまま言語化されちゃった。

N「後、自分が勤めてる市はどうもスケールが小さいんだよね。俺はもっと大きい仕事がしたいと思った。今住んでる市は、発展してきているから、やれる幅が大きいと踏んだから、それも兼ねて転職活動したんだよ。4月から配属されることが決まっている。」


それに関しては、人間的に立派すぎて、非の打ち所がありません。


N「んー…まぁ、いいか。これも言うわ。実は、俺は今ほとんど仕事に行ってない状態なんだ。」
俺「ん?有給消化か?にしてもMAX40日だろうから、ちょっとタイミング早くない?」
N「いや…。育休を取った。」

なんと!男性の育休!まさか、俺の周りでそれを取得する人が出てくるとは。…しかし、当然の疑問が浮かんだので質問する。

俺「男性の育休とか、またレアな事を…って、有給じゃダメなの?」
N「有給ってさ。要するに働いた事にする休みじゃん。だから、社会保険料や税が取られるんだよ。それはわかるでしょ?」
O「せやな。保険料とかうなぎ登りでアホとか思ってるけどな。」
N「まぁね。けど、育休だと非課税なんだ。」

初めて知った。非課税!どんどん社会保険料や税が上がってる最中で、非課税は大きい。

俺「なるほど…」
O「そりゃ育休のほうにするわな。転職するんだから、後ろめたさもないし。」
N「だから、今はある意味長い春休みしているよ。けど、子育てメイン。正直大変。だからこういう場で、ストレス発散したいんだ。」


なるほどね。この食事会、Nが発案したがそういう経緯か。

N「俺はだいたいそんなとこだな…。カッシーは?」
俺「悲報と吉報。どっちから聞きたい?」
O「悲報で!」

即答で悲報と答えるアンタは、人の不幸は蜜の味ってところか?


悲報は、三回忌の事を話した。実際、NやOに相談を持ち掛けるか悩んでたので、今回の食事会は、本当に渡りに船だったりしたのだ。


N「こりゃまた難しい問題だな…」
O「わりいけど、俺は連帯保証人だけは、ならないからね?」
俺「んなのわかっとるわ!変な事業が嘘ならいいんだが、本当だと厄介なんだよね。けど、直接聞こうとすると絶対に口を割らないと思うんだよ。」
N「カッシーが三回忌に行ったって事は、親は知ってるの?」
俺「これもわからないんだ。ただ、一回忌のときはオヤジと鉢合わせしてるから、「行ってるんじゃねえか」っていう推測をしてるとは思うんだけど。」
O「うーん。それなら、何も知らない他意で実家帰ってみたら?」
N「それだな。近況報告みたいな。」
俺「やっぱり、それが無難だよなあ。」
N「問題は、その近況報告の内容ってところか。」
O「遠回りで攻めないとイカンしな…。あ、じゃあ彼女が出来たってことにすれば?」
N「いや、カッシー彼女いないじゃん。ボロが出るとこっちが不利になるんじゃ?」
O「あ〜…確かにそうだな…。なら、気になる人がいるとか」

お、この会話の流れ。このタイミングじゃないか?

俺「あ、その、ちょっといい?」
O「なんや?」
俺「えーっと、吉報なんだけど…。まぁ、彼女出来まして…。」
N「え!本当!?おめでとう!」
O「マジか!」
俺「お、おう。そ、そう。これが吉報」
N「高校以来…?随分久しくいなかったと思うけど」
俺「(多少遊んだりはしたけど…)付き合ったのは…。うん、本当に高校以来だね。」
O「告ったんか!カッシーやるなあ!」
俺「いや、告られた。」
N「マジ!?ついにモテ期来たのか。なんて言われたの?」
俺「その…。会うたびに話が盛り上がるし、別れる時にまた会いたい、もっと話したいという思いが毎回有って、去年の12月の時に好きという感情を認識した。みたいな事を。」
N「去年の12月?てことはつい最近?」
俺「先週の日曜日からだね。先週会ってて、某市のイルミネーション見に行って告白された。」
O「イルミネーションとか王道やん…。で、言われて何て答えたんだ?」
俺「うーん……。ハズかしいことに「俺でよければよろしくお願いいたします。」と…」


O「…お前さあ。高校生じゃないんだから、そりゃねーよ。せめて「俺も同じ事思ってた!」くらいの気を利かした言葉出なかったんか。」
N「カッシー、本当にその辺は高校生の時から変わってないねww」
俺「うるさいなあ!知ってるよ!自分でも情けない返事してたって自覚しとるわ!」


いや、もうね…。本当にあの返事はダサい。自覚してる。彼女は、今の関係性が崩れる覚悟で告白してきたハズ。それを、この情けない返事をしてしまったのは、おそらく人生の中でもベスト3に入る大馬鹿な言動だった…。


俺「…ま、俺の悲報と吉報はそんなところ。Oは?」
O「そうだな。まず嫁自慢をしたい。嫁は来てないけど。」
N「Oの嫁さん、かなりの人見知りらしいしね。」
俺「らしいな。…で、自慢。とは?」

Oが紙袋を出す。取り出してきたのは、ラップに包まれたチーズケーキ?

O「まあ、2日前俺の誕生日でね。嫁が手作りしてくれたんだ。1ホール。それをちょっと切って、お裾分けってところだね。」


見た所、チーズケーキ。だが、スポンジ率が低くクリームチーズ?の割合がかなり多い。そしてクリームチーズのように見えるが、クリームの色はカスタード。まるでシュークリームのクリームだ。


食べてみる…。

俺「!?え、ナニコレ。うまっ」
N「これ手作りってホント?」
O「そうだよ。ドヤ?」

濃厚なチーズの味がするのだが、わずかにシュークリームのカスタードの味もする。。。これ…バニラエッセンス?ビーンズか?とにかく、今まで食べたことのないチーズケーキに驚きを隠せない。こんなの御馳走になったら、そりゃ惚れるよ。


俺「世辞抜きで美味しい。金払えないのが残念だ。」
N「俺は直接礼を言えないのが悔いだな。」
O「せやろー。自慢したかったんだよ。」
俺「OK。次回会う時、手土産用意する。俺のオススメする酒と調味料があるんだ。」
O「お、調味料なら嫁が喜ぶわ。是非頼むぜ!」


とはいえ、Oも嫁自慢だけではなかった。


O「いやなあ…。Nと若干被るが、俺は今、部署の異動を申請してる」
N「異動?」
O「前々から思ってたけど、やっぱり俺営業向いてなくてね。成績が出ないんだ。」
俺「そういえば前回も言ってたね。」
O「もう社長にまで話は行ってる。何月になるかはわからないが、本社or工場に配属になると思う。」
N「場所は?」
O「本社なら大阪。工場なら静岡か神奈川になるね。」
俺「本社だったら、気軽に会える距離ではなくなるな…。」
N「静岡も、なかなかだと思うけどね。」
O「静岡なら、最悪車飛ばせばどうにかなる。けど、大阪だとな…。だから、今回はそれを報告しにきた。」


三者三様。いろいろな人生があると思った1日でした。


おまけ。流石学生時代からの集い。ノリは高校生の時と変わらない。

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