１月１１日（土）
朝一で、上野の森美術館へ。
お目当ては「ゴッホ展」。
昨日通りがかったら、長蛇の列だった。
今朝もそうかと思ったら、待ち時間２０分程度で、意外にもあまり待たずに入場できました。
ゴッホは世界中どこでも人気があり、画家としての活動期間も短く、その作品は争奪戦。今回の展示はモナコの王室コレクション等、結構珍しいところからも集められて成り立っていました。
今回の展示は、ゴッホがハーグ派や、印象派などとの出会いを通じて、ゴッホが後期印象派の画家になるまでを紹介しています。筆まめなゴッホが弟テオや他の画家へ書き送った手紙が添えられ、とてもわかりやすい展示構成でした。
ただゴッホの作品群では一番人気の、ひまわりの連作の頃の作品がなかったです。
特に良かったのは、その後のサン＝レミ入院中の頃の、糸杉の作品です。ひまわりの頃に比べ、色彩は少し落ち着いていますが、筆跡のうねりは健在です。
展覧会を出た後の記念品売り場は大混雑。
ゴッホのミッフィーでも買いたかったのですが、レジの混雑ぶりに諦めました。
日本におけるゴッホの人気の高さをみるにつけ、ゴッホが生涯お金に苦労したことや、日本に憧れていたことを思い出します。ゴッホが生きていたら、この日本での人気ぶりにさぞ喜ぶことでしょう。
ログインしてコメントを確認・投稿する