昨日は母が栃木の田舎へ行ったので、私は北浦和の埼玉県立近代美術館と丸の内の三菱一号館美術館へ逝ってきた。
北浦和なんて、こんなことがない限り行く機会はないだろうけど、ま、新鮮な気分だった。この近代美術館では、ニューヨークの現代アートをザックリまとめた展覧会が開催されていて、先日見たバスキアよりも少し前の作家の作品がメインで、展示されていた。が、あまりに抽象的すぎて、よくわからないというか、じっくり見たのであった。
それでも、具象的なのもあって、個人的に気に入ったのは、ギューチャンこと篠原有司男さんの作品だった。田名網さんとの付き合いも深かったという話だったが、なるほど、互いが惹かれあうのもわかる気がした。
ま、でも、逝ってよかった。こういう世界もあるよなって思えたし、とりあえず見ておけば、また、何かでつながるだろうと思う。
それ以外に常設展で、藤田嗣治の作品や柳宗理のバタフライ・スツールとかあったりして、それもよかった。
で、まもなく、出てきて14時過ぎだったと思う。京浜東北線で、東十条まで行き、降りた。初めてだったと思う。地下鉄のフリーパスを買っていたので、王子神谷まで歩いたのだが、知らない街を歩くと、何か、旅してるなって気がするのよね。それが無性に良かった。北区とか全然来ないもんね。
さて、丸の内線で東京駅まで行って、三菱一号館美術館で開催されている印象派とそれ以後の作品展(吉野石膏のコレクション)を見てきた。先日、内藤先生の奥様かお嬢さんが、吉野石膏のコレクションってすごくいいという話を聞いていたので、見に行かないわけにはいかないなと思っていたのであった。
確かにすごい。こんなにコレクションできるほど儲かっているのかなあの会社?よくわからないけど、いい作品が多かった。
パンフレットなどには、ルノアールの少女の絵が採用されているが、わたし個人的にはやはり、モネかな。あとルオー。シスレーとかピサロもいいけど、やはりモネはすごくいいと感じた。近くで見ると抽象画みたいなのに、遠くから見るとちゃんと成立している具象画。おもしろいって思った。
あとシャガール。92歳であれだけの作品が描けるんだ!!すごい。ピカソも好きだけど、シャガールをあんなにたくさん見たのは初めてだったかもしれない。良かった。
そんな感じで、2つ見て、満足した1日だった。
今日は、こんなことしてて大丈夫か自分と不安に苛まされていたが、夜ジムへ行ったくらいである。
yukaがいなくて寂しいが、仕方ない。。
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