mixiユーザー(id:25251822)

2020年01月08日19:41

26 view

小説「人面痩探偵」中山七里

フォト

あらすじ
相続鑑定士の三津木六兵の右肩には、人面痩が寄生している。
六兵は頭脳明晰な彼を”ジンさん”と名付け、何でも相談して生きてきた。
信州随一の山林王である本城家の当主が亡くなり、六兵は遺産鑑定のため現場に派遣される。
二束三文だと思われていた山林に価値があると判明した途端、色めき立つ一族。
まもなく長男が蔵で、次男が水車小屋で、と相続人が次々に不審死を遂げていく。
これは遺産の総取りを目論む者の犯行なのか?
ジンさんの指示を受けながら事件を追う六兵がたどり着いたのは、本城家の忌まわしい歴史と、因習深い土地の秘密だった。

人面痩が寄生しているという点が面白い。
ジンさんは頭脳明晰なホームズで、さしずめ六兵はワトスンといったところか。
この2人(?)のバランスが良いように思う。
どんでん返しもあり、ミステリの醍醐味を感じた。
読み応え十分。
満足だった。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する