ライブ備忘録２７９ １２月２２日 ななみ、UNIDOTS、草野華余子＠下北沢 SEED SHIP

この日は二回目となる、ななみさんと草野華余子さんの共同企画ライブヘ行ってまいりました。

まず一番手の、ななみさんは前回の共同企画の時に見て以来、二度目ましてですが、その時とはだいぶ印象が変わった感じがありましたね。見た目も確かにクールな感じからナチュラルな感じに変わりましたが、歌が向かう方向性が変わった気がするのですよね。ちょうどその頃が転換期だったからというのもあるかもしれないですけど、前よりも真っ直ぐ力強い歌になって、さらに気持ち上がる感じになりましたね。カッコいいだけでなく、熱をしっかりと感じ取れるようになって、刺さってくるものがありましたね。

次は、今回のゲストのUNIDOTS。普段はバンド編成のようですが、この日はギターとボーカルのアコースティック編成。でも、このシンプルな音だからこそ特徴的サウンドが際立った部分もあるようで、深い世界に入り込ませるライブでありました。

そして最後は、紅白を射止めた（作曲家として）草野華余子さん。名前が変わっても、キャラそのものは結局のところ変わらないのですが、見失っていた物を取り戻したという感じがあるのでしょうね。いろいろ苦労しっぱなしの音楽人生という印象がありますが、そんな苦労を糧にして、ようやく原点である純粋な熱さで魂を語る歌になってきたなというものがありましたね。それだからこそ、じっくりと重みを持って響いてくる感じが、さらにパンチのあるものになってきましたね。これこそが華余子さんというものでありましたね。