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2020年01月01日17:13

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1月2日の誕生花・水仙

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1月2日の誕生花と花言葉は、黄水仙(愛に応えて)、椿〈赤〉(控え目な愛)、ヒヤシンス〈白〉(愛らしさ・悲哀・心静かな愛)、ロウバイ(慈愛心を持っている)、竹(節度・節操のある)等々があります。今回は、日本水仙(雪中花[セッチュウカ]) を取り上げます。花言葉は、「自惚れ」です。


ヒガンバナ科スイセン属の植物です。ヨーロッパ、地中海沿岸、北アフリカ、中近東から中国、日本まで広く分布しています。花期は冬季から5月ころまでで、花壇、鉢植え、切り花用によく用いられます。水仙は欧米ではナルキッソス(ナルシス)といいます。ナルキッソスはギリシャ神話に登場する美少年です。神に対しての侮辱を罰する神ネメシスは、他人を愛せないナルキッソスを、ただ自分だけを愛するようにしました。そして、ある日ナルキッソスが水面を見ると、中に美しい少年が写っていました。それはナルキッソス自身でした。ナルキッソスはひと目で恋に落ちました。そしてそのまま水の中の美少年から離れることができなくなり、水中に 入っていき亡くなりました。ナルキッソスが死んだあとそこには水仙の花が咲いていました。この伝承から、水仙(スイセン)のことを欧米ではナルシス(narsissus)と呼びます。また,自分の美貌に酔いしれる人をナルシストと呼ぶのもここからきています。スイセンに含まれるアルカロイドのナルシチンが麻酔状態
を引き起こす事から、ナルキッソスは麻酔とか昏睡(こんすい)を意味するギリシア語のナルケ(narke)が語源とされています。
1月3日の誕生花「スイセン」に関連の言い伝えは、スイセンの自生地で有名な越前海岸で、平安末期頃、木曽義仲(きそよしなか)の京攻めに従った居倉浦の山本一郎太は、義仲敗退ののち帰郷して、留守中、弟の二郎太が海で助けた娘に恋慕し、仲のよかった弟と果 たし合いをし、それの事を悲しんだ娘は海に身を投げたました。翌春、その化身のように海岸に美しいスイセンが流れついたとゆう伝説があります。越前海岸は、日本で数少ない野生の水仙の群生地は、この越前海岸と千葉県房総半島、兵庫県淡路島とともに日本水仙三大群生地のといわれています。

「水仙」が使われている俳句は、
「其のにほひ 桃より白し 水仙花」(松尾芭蕉)                
「水仙の 花の高さの 日影かな」 (河合智月)                
「水仙の 香やこぼれて 雪の上」 (加賀千代女)
「初雪や 水仙の葉の たはむまで」(松尾芭蕉)                
「水仙や 白き障子の とも映り」 (松尾芭蕉 )                
「水仙や 寒き都の ここかしこ」 (与謝蕪村)
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