mixiユーザー(id:8874161)

2019年12月29日12:36

40 view

テッド・バンディ、サタンタンゴ

カチンコテッド・バンディ
 シリアル・キラーの語源となった、30人以上の女性を殺害した実在する連続殺人犯テッド・バンディ。弁護士を目指す法学部の大学生で、見た目は甘いマスク、人当たりも良く、とても殺人鬼とは思えない。そんな彼が唯一殺さなかった恋人からの視点で描かれていました。なので、「これは冤罪だ、僕はやってない」と言い続けられると、思わず信じてしまう。その気持ちが良く分かってしまうげっそり最後の最後まで、恐ろしい殺害シーンや、本性を現すシーンもなく、物足りない感じでしたが、それは狙いなんだろうなと思いましたexclamationつい、うとうとしてしまったけどあせあせ、逆に怖いと思いました〜げっそり

カチンコサタンタンゴ
 テッド・バンディでさえも寝てしまったのに大丈夫かexclamation & questionと思いつつ鑑賞(笑)上映時間7時間越えの伝説の超大作、サタンタンゴです。美しいモノクロ、凄い長回しの撮影で、とにかくじっくりなんですexclamation途中休憩が2回。その度に観客は伸びをして、待ってましたとばかりに席を立ち・・・・。気持ち分かります指でOKでもなんか達成感指でOK
ハンガリーの外れ、廃墟のような村に暮らす貧しい村人たち。悪巧みを考える二人の男。その男の一人の妻と不倫している別の男がその話を聞いて仲間に入れてもらう。そこに一人の女がやって来て、一年半前に死んだと言われていたイリミアーシュが来るexclamationと告げた・・・・。怯える村人たちは、集まって話し合うが、いつの間にか酔いつぶれていつもの酒宴に。一方、イリミアーシュは警察にいた・・・。
結局、イリミアーシュが村人を騙す話なんですが、キリスト教の聖書に出てくる神話を暗示する内容となっているらしく、詳しい方の解釈を読むと、なるほどな〜って思いましたexclamation12章仕立てになっていて、その何章だったか、猫が虐待されるシーンがあってびっくりしました。虐待するのは、家族や他の村人や大人たち、さらに村で尊敬されている医師からさえも蔑ろにされた不憫な少女。少女の辿る運命は可愛そう過ぎて、猫に当たる気持ちも分かるけど・・・。人間のエゴ、浅はかさを深く描いていたと思いました。始まってすぐは着いて行けない感がスゴくてうとうとしたところもあったけど、皮肉っぽくクスッと笑えるシーンも結構あったし、迫力ある雨や風のシーンも魅力で、だんだん引き込まれていきました。凄い映画体験でした〜うれしい顔感動したぴかぴか(新しい)

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する