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2019年12月28日01:36

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新興のM&A仲介会社から不審な誘い

数年前、設立直後の (株)FUNDBOOK というM&A仲介会社から思わせぶりな封書が来ました。「経営に関する重要なお知らせ在中」だと。生意気な。

中には、「資本提携のご提案」と題したお手紙が入っていました。

「非常に機密性の高いお話でございますが故に、突然の書面でのご連絡となりました」
「弊社クライアントである企業様より、具体的な資本提携のご相談を預かっており」

等ともっともらしいことを書いてありましたが、でも宛名がありません。
実績も何もない会社なので、持ち駒を増やすために嘘をついて案件収集しようとしているのではないかと直感しました。
COOが会計事務所出身のUS会計士ということ以外、何もないようでした。

資本提携したいという企業は、直接もしくは代理人を通して自らを名乗ったうえでアクセスして来ていますよ? 
匿名のクライアント様とやらを想定して情報を開示する必要は一切ありません。

「企業価値診断を無料にて実施しております」

だそうですが、阿呆に評論家ゴッコをしてもらう必要を感じません。。
「重要な」お知らせかどうかは手紙を受け取る人が判断することではないでしょうか?
くだらん。。。

年末大掃除でこの封書がでてきたので、誰だこいつという意図で検索してみると、M&Aのプラットフォームを目指す、とあります。私が直感したとおり、案件数が欲しかったようですね。数うちゃ当たる戦法?

こういう商社みたいな、自分は何も持っていないのに(モノではなく能力でもよいが)、仲介だけして儲けようという連中が好きになれません。米の一粒でも鉄ひとかけらでも生産している会社に私は好感を感じるのです。

設立からスタートダッシュで嘘をついて案件を集める(案件発掘は大事な仕事ですが)
という姿勢に思われて当時相手にしませんでした。
さて、この封書はごみ箱ポイします。



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