☆12月５週分（回顧）

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜阪神12Ｒ＞
２　ナムラヘラクレス
これまでは千七・千八と中距離で先行力を生かす競馬をしていましたが、今回は千四に距離を短くして前半は抑える全く違った形に。
直線では狭いシーンがあり脚を余していた様子でしたが、しっかりと伸びて0.5秒差・<６>着と悪くない内容を見せました。馬群の中で砂を被っても問題ありませんでしたし、新味を示しました。
スムーズに運べれば一発がありそうです。注目したい存在です。

＜中山７Ｒ＞
12　サトノテラス
テン３ハロン通過が32.9秒。同馬は３番手を追走していましたが、前を行った２頭は<13>・<14>着と大きくバテてしまっています。
先行馬に厳しいＨペースとなりましたが、早々に先頭に躍り出ると手前も変えずにそのまま快勝しました。
1.10.3という走破時計は、次のレースの２勝クラスよりも0.4秒も早いものですし、翌日の３勝クラスフェアと0.5秒差。今回が初めてのダートとなりましたが、素晴らしく高い適性を示しました。
距離延長が鍵となりそうですが、『距離はもう少しあっても大丈夫。』とレース後の北村宏騎手はコメントしています。



☆今週の注目３頭（重賞レース）☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
（ＰＣ）→　http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
有馬記念ウィークの先週は日曜日午後に雨。
最終レースだけ影響を受けましたが、馬場状態が悪化しました。
また全体的に見て、グッと気温は下がったことで冬馬の台頭が目立つ週となりました。


＜12月21日（土曜日）＞
☆阪神☆
12Ｒ
２番ナムラヘラクレス（△）
気候／寒で４度の激走歴あり。
今回は<６>着も、直線スムーズなら……と思わせる内容でした。
やはり寒い時季は得意な馬で、次走冬競馬なら一気のジャンプアップが見込めます。

☆中山☆
11Ｒ
３番ロサグラウカ（◎）
冬の中山成績【２−１−０−０】。
今回の勝利で成績は更に良化しました。
中山に限らず、他場でも冬の時季はマークすべき季節馬です。
また、【推奨穴馬】の推奨馬でもありました。

＜12月22日（日曜日）＞
☆阪神☆
12Ｒ
10番スマートダンディー（○）
戦前、気候／寒【４−３−１−０】馬券圏外なし。
絶好の気候替わりが大幅な変わり身の要因となったことは明白でしょう。
季節馬は一度の敗戦で見限らず、追い掛け続けることが重要です。

☆中山☆
12Ｒ
13番ショウナンマッシブ（○）
６連対全てが気候／寒〜涼という季節馬。
昨年<３>着したクリスマスＣでしたが、今年も激走を果たしました。
有馬記念や阪神Ｃのリピート好走に注目が集まる中、目立たぬところでも季節馬はしっかりと高配当を演出しています。


【週末の気候予想】
年内のＪＲＡ開催最終日は最高気温ひと桁台と、真冬の寒さとなる見込み。
また、木曜日に雨予報が出ており、週末の馬場状態への影響が懸念されます。

☆先取り注目馬☆
クリノブレーヴ（土曜日中山11Ｒ　ホープフルＳ登録）
10→11月上旬→11月下旬と気温下降局面で成績上昇。
Ｇ１のメンバー相手ですが、気候適性では引けを取りません。


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