自分のための通院日記

　１２月２４日（火）
　会議がないので朝からデスクワーク．3月新刊の見積作業，何とか午前中に終える．
　1月支払の調整，見落としがありバタバタ．修正して連絡票を各社のボックスに．
　3月新刊の資料，こちらのミスがひとつ，そのほか修正情報が3つぐらい来るが，すでに配布済．明日の会議のとき，口頭で伝えるが，価格については補足資料を配布することに．
　予価のことで営業の人間から質問．「いくらになる?　それで予測部数が決まる」を繰り返す．この企画，原価を抑えたが部数が少なく，原価率は低いものの採算式に乗せるとそれなりの価格がでてくる．調整によってはある程度価格抑制も可能．だからどれぐらいの価格をイメージしているのか聞くと「それは編集と相談して決めてください」と言ってのける．だーかーらー，お前はいくらぐらいのイメージなのか，いくらぐらいにしたいのか，と聞くと「あ，いいです」と薄ら笑いを浮かべて去っていった．いらつく．
　なんか出版業界が低調な理由がわかったような気がしてしまった．「本を読まなくなった」んじゃなくて，「本を読んでもらおうとしなくなった」のではなかろうか．想像力の問題，我々は読者と著者とがどうイメージするか，立場を変えつつ考え続けなければいけないのだが．立場の往還が必要なのだが，それを俯瞰しようとする勘違い野郎が多いのではないか，と．
　あまりにイラついて目が乾いたので早退（ウソ．予約していたので）．眼科へ行く．
　同じ時間帯，前回は満員だったがきょうは待合室に2名，診察室に1名のみ．子どもはおらず．ほどなく呼ばれ診察．前回よりずいぶんいい状態とのこと．ムコスタ，45日分処方してもらい，薬局で受け取る．
　ドラッグストアへ．母から頼まれた耳が痛くならないマスクを購入．あるだけ買おうと思ったら2パックしかなかった．そのほか，きき湯の詰め替えとミッフィーちゃんのついたユースキン．カクヤスで烏龍茶と麦とホップと金麦ゴールドラベルを買って帰宅．
　するとカミさんが体調悪く，まだ夕食の用意をしていないと．熱はないのでインフルエンザではないらしいが．ではいつもの蕎麦屋から何かをとろう，ということに．
　息子と私はかつ丼セットにするが，息子はざるそば，私はかけそばにしてもらおうとする．するとカミさんが「私は蕎麦屋でパートをしているからわかるが，まとめてもらった方が楽だからそうしなさい」とえらそうに．なので，鍋焼きうどんか味噌煮込みにうどんかと言ってるカミさんに「かつ丼セットが2つは決まり．ならば君もかつ丼セットにしなさい」というと，「私は病人よ！」と言うのだが，理がないとみるや黙ってしまった．
　先日，「満天レストラン」でみたキムチ・韓国のり・マヨネーズを組み合わせてのつまみで麦とホップなど飲む．旨い．2本飲んでしまった．さらに残っていたワインも．じきに届いたかつ丼もおいしくいただく．録ってあったフランス国歌を歌う香川照之観つつ．3人とも完食．
　食後，猛然と眠くなり横になるが，3時間半近く寝てしまう．起きだして入浴．1時ごろ床に入る．
　食後寝ると気持ちよいが，その後寝ても，前ほど眠りが深くなくなるような感じがするが．