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2019年12月23日11:02

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2019年度冬季ガレキ開発日誌〜50個目『ジャスティスインザボックス』

日本映画界「助けて!お客さんがアニメしか観に来てくれないの!!」←これさぁ
http://anihatsu.com/archives/81776755.html

そりゃそうだ。
「二千円近く払って、劇場のでかいスクリーンで見て、視覚を大満足させるすげえ映像の続出でめっちゃ得した!」。こう思わせてくれる映画を作れなきゃ、わざわざ映画館まで足を運んでみる価値があるのかと。
もちろんそこまでの大スペクタルシーンとか制作予算的に無理となれば、それこそ話題性で勝負するしかない。同級生、同僚、仲間うちでみんな見てるから、話題の輪に入るために行くか的なね。

話を無理やりつなげると、そういう「話題ばかりは大きいけど中身はアレ」な映画に飽き飽きした映画好きがたどり着くのが、映画秘宝で紹介されてたような「みんなの話題にならないけど俺は好きそう」ってボンクラ映画だったんですが、まあさておき。

結局「映画の製作費用はケチるけど宣伝費はドカドカ出す」か、近年の成功例はカメ止めとかだけど「低予算でもきちんと面白いものを作って、みんなが自発的に話題に挙げる」しかなくてね。ええそりゃ圧倒的に後者のほうであってほしいんですけど。
自分のチェック漏れも大きいんですけど、現状とりあえず怪獣や怪人やヒーローが登場しない邦画の新作を見に行く予定、当面なしだすんまそん(苦笑)。

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休憩時間に眠気を覚まして、仕事が明ける朝を待つ夜勤四連チャン最終日。コーヒー旨し。

そして朝が来て、

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夜勤明け、職場から直行で、ものすごく馬鹿なことをしようとしている…!

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冬ライダー映画見るよ! 夜勤明けの頭で、上映中寝ないか勝負だ。

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そういうことで見てきました、仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション。以下、ネタバレもちょっとあるので注意。

例年の冬ライダー映画、実は好きなのは歴代ライダー続々登場する路線の作品なんですよね。MOVIE対戦GIGAMAXとか去年の平成ジェネレーションズFOREVERとか。
今作はむしろ、ゼロワンメインに客演ライダーをジオウチームのみに抑えた映画ですけど、父と子の物語に視点を置いた作品として予想外に良かった。ぶっちゃけると、ジオウチームがいる時点で、どうせ過去に戻って怪人倒してタイムパラドックスgdgdで解決する映画になってしまうんだろうなと内心どこか思ってる部分もあったので…(すんまそん)。

ヒューマギアが人間を支配する、過去数多のSF作品で描かれたディストピア世界の硬質な恐怖感。歴史改竄されてしまった世界で或人(ゼロワン)が知ってしまう、自らが絶望の世界の原罪である事実。そして、その罪深き世界の中、燦然たる存在感を放つ或人の父其雄の変身する「この世界最初の仮面ライダー」仮面ライダー1型――!
映画自体、父と子の物語というテーマに主軸を絞っていたのもあって観客がストーリーに感情移入しやすかったのも良かった。
ジオウチーム、導入こそ自分たちの世界に起きた異変から、その事態の解決のために行動開始ともう一方の主役側であるはずながら、逆に「先輩ライダーとして、主役たる後輩を支える立場」に徹していたのも、ドラマの主軸をブレさせない意味でもよいバランスの出番。初めて先輩の立場に立った我が魔王が、ほんといい感じに先輩ライダーの頼もしさを身に着けていてねえ。

個人的に残念なのは、劇中親子三代に渡る飛電ファミリーの仇敵となるアナザーゼロワンとの決着はやはりゼロワンに着けてほしかったというのが…(ジオウにおけるアナザーライダーと本物の定義とか設定とか、もはやグダってるも同然だしw)。あとTV本編中で自らを仮面ライダーとは名乗らない或人が、初めて自身の決意を持って「俺が新時代の1号ライダーになる!」のくだりでウォズに祝ってもらえなかったところ。まあウォズのアクの強さを思えば、あくまでゼロワン主役の映画としてそこは抑えてもらって正解かw
前述の通り、歴代ライダー続々客演の要素はやや寂しいながらも、ドラマの出来で大満足という良い映画でしたです。あと劇中、「人間とヒューマギアが一緒に笑える未来」という或人の夢に、少数派のヒューマギアたちが同調するというのは今後のTVシリーズの展開でも生きてきますかね。
あと冬映画恒例のサプライズゲスト、今年はトッキュウジャーのトッキュウ6号でしたw(よくよく調べたら、ネオジェットマンのメンバーもいた)。TV第2話での好漢、マモル君の再登場もちょっと嬉しかった♪

…そして、映画見て大満足で帰宅して、風呂入ってちょっと仮眠して、今朝のニチアサの録画見ながら年賀状の続きやるかと布団に入って目が覚めたら笑点が終わる時間だったショック…。
日曜日のわたなべさんは、冬ライダー映画がすべての日だったんや(愕然)。

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あと映画帰りがけ、例によってホビーオフを偵察して、箱説明書なしの変形ヘンケイ版チータスが500円だったので購入。

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腕のガワのせいでポーズが制限されるとこあるけど、カチっとした出来栄えといい脚に内蔵された手裏剣チーメランといい、マスターピース版より好きかもしれないw

夜になってからガレキ増産の作業、録画消化しながらそこそこ進める。
ハイスコアガール最終回。今朝見たばっかの映画に負けず劣らずの、今迄の積み重ねが一気に破裂しミラクルを巻き起こすというクライマックス…おじさん号泣するわこんなん!
自分自身の過去のゲームの思い出とか想起しつつ見ていて、本当にいいアニメでした。
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