アイ，トーニャ 史上最大のスキャンダル （映画）

トーニャ・ハーディング、女子フィギャアの元アメリカ代表オリンピック選手の伝記映画。この人がかかわった事件は未だに記憶に残ります。その後女子プロレスラーにもなったとか。

オリンピック直前に、ライバルのナンシー・ケリガンを襲撃して膝にけがを負わせる。そのためナンシーのオリンピック出場が危ぶまれる。
犯人はなんとトーニャの元夫だった・・・と私は記憶していましたが、
結局、元夫の友人でトーニャのボディガードのショーンが勝手にやったというのが真相なんでしょうか？？
また、彼女の生い立ちにもショックを受けます。
ものすごい苦労人で胸が痛みます。DVの嵐。母親からのDV,　恋人、後の夫からのDV、常に体の暴力と言葉の暴力の両方にさらされています。

その中でひたすらスケートの練習を続けるトーニャ。家が貧しいので仕事もしながら、また母親の方針でスケートのために学校もやめさせられ（でも経費がかかるので仕事をして稼がねばならない）

この作品内では、トーニャに誰かから脅迫状が送られ、
それをヒントに元夫とショーンが、ケリガンに脅迫状を送って動揺させるプランを思いつき、トーニャは同意しただけってことですが・・・。
元夫の友人でトーニャのボディガードをしていた（おバカな）ショーンが、
勝手に襲撃計画に変更して人を雇ったと。
友達を選びましょうと言いたく無なるような話ですね。


アメリカのスケート関係のマスコミでは、この作品内のトーニャ像は虚像だという人もいるらしく、いったい何が本当なのか・・・

役者たちの熱演は素晴らしかったです。　本物の人物たちと見比べるとそっくり。