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2019年12月22日19:08

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秘境に悲境を求めるのは卑怯

実は12/19と20は有給を貰っていた。理由は簡単。12月に祭日が無くなったから。

水曜日までに仕事終わらせとけよと小言を貰ったので、しっかり全部やり終えて文句ないだろ?状態で4連休へ。

19日。俺は秘境の地、グンマーにいた。
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秘境を求めにいったのではない。
こっからバスに乗って20分くらいの場所へ行く。

運転手「時間調整の兼ね合いで発車を5分遅らせています。」
俺「そうですか」

ちなみに、この地点で乗客は俺しかいない。乗務員は外で他の乗務員と雑談している。

10分後。一向に発車する気配のないバス。乗務員達は相変わらず雑談している。俺は別に急いでないので、気にせず本を読んでたが

乗務員B「おい!そろそろバス発車させなきゃダメっぽいぞ」
乗務員A「え?なんで?」
乗務員B「病院に間に合わないっておばちゃんが言ってるから。」
乗務員A「あー…じゃあしょうがねえな。そろそろ行きますか。」

都会じゃ絶対ありえない光景。これが秘境グンマーの日常か…。良くも悪くもゆるい。


さて某所に着いた。おおお!…あれ。稼働してないじゃないか!…ん?なんか張り紙がしてある

「老朽化してきて、部品等の代えもないので普段は電源を切ってあります。プレイされたい方は、お気軽に店員にお声掛けください。」

よっしゃあ!故障とかで稼働を止めてるわけじゃなかったんだな。店員に声をかける。

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すっげええええ!まさか(一応)現役で稼働する姿をもう1度見れるとは感激だ!
1992年にセガが作ったゲーム。おそらくだが、現存している店はここしかないと思われる。当時のメダルゲーム…プッシャゲームでは画期的なシステムで、プッシャゲームのジャックポットを確立させた機種でもある。

うーん…懐かしい!巻きメダルが飾ってあるのもセンスが良い。当時は、巻きメダルや棒メダルを落とすのも、1種の目的であり、達成感もあった。

動画もバッチリ撮って他の機種も探り始める。


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うは!本当にある!しかも機種の状態も素晴らしい!3種類とも90年代に作られた機種で、アミューズメント用であると同時に、当時は喫茶店やダーツバー等にもよく設置されていたという。スーパーマジックフライトを除く2種類は、今でもリース(レンタル)で貸し出しをしている企業がある。


しっかり動画も撮る。自己満動画をYoutubeで垂れ流しをしていたら、いつの間にか自分のアカウントを、チャンネル登録してる人がちょこちょこ増えてきているのだ。どうも需要があるみたいなので、自己満+その方々の為に撮影を。


うむ。1万円を投入する価値は十分にあった。撮影も出来たし、そろそろ撮影抜きでしっかり遊ぼう。と店内を徘徊している。と。


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ええええええええ!?


嘘やろ…。HPに掲載されていなかった機種。これは80年代に製造されたもので、アミューズメント向け…ではあるものの、実際には喫茶店やバー、旅館のゲーセンに設置されていることが多かった。何故なら、この機種は100円を入れて遊ぶタイプだから。店側が「一定の点数まで達したら、特典が貰えますよ」というニュアンスで設置されている事が多かった。それ故に、非常にボッタクリな設定をしている所(=全然当たらない)が大半だった。

これが置いてあるだけでも驚きだが、さらに驚いたのはメダル「も」入れられるようになっている所。このタイプは初めて見た。100円を入れて遊ぶこともできるようだが、動揺してて100円を入れてみる。ということをすっかり忘れてしまっていた。


とりあえず1000枚入れて、8BETで遊んでみたが、流石ボッタクリ仕様。全然当たりません。20分足らずで全部飲まれた。まあ…これが設置されていた当時はバブル経済真っ盛りだったし、100円なんてゴミのような価値だっただろうから、置いてあるだけで小銭回収マシーンだったんだろうなー。とか思ったり。今みたいに、景品法とかうるさくない時代だったから「〇〇点達成で、豪華賞品プレゼント!」とか煽っておけば、やる人はいっぱいいただろうし。


大満足なグンマーでした。


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