…休日。昨日、洗濯をすませといたから、朝6時半までフトンから出なかった。
午前中、DVDでポール・トーマス・アンダーソン監督の「ブギーナイツ」を。
昼から、チョン・ビョンギル監督の韓国映画の「悪女/AKUJO 」を観ました。
…予報通り、午後2時頃から雨が降りだす。寒いッ!
☆「ブギーナイツ」(1997)監督 ポール・トーマス・アンダーソン 出演 マーク・ウォールバーグ、バート・レイノルズ、ジュリアン・ムーア、ウィリアム・H・メイシー、ヘザー・グラハム、ジョン・C・ライリー、ドン・チードル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ルイス・ガスマン、トーマス・ジェーン、メローラ・ウォルターズ、フィリップ・ベイカー・ホール、ロバート・リッジリー、リッキー・ジェイ、ニコール・アリ・パーカー、アルフレッド・モリーナ、ローレル・ホロマン、ジャック・ウォレス
時は1977年。ディスコで皿洗いのバイトをしているエディ・アダムスは、その巨大な男性自身からポルノ映画監督のジャック・ホーナーにスカウトされる。
エディが飛び込んだポルノ業界では麻薬に溺れて息子の親権を手放したポルノ・クイーンや、色情狂の妻の浮気に悩まされるマネージャーやゲイの男など、さまざまな人間が存在していた。
やがて芸名をダーク・ディグラーとしたエディは、次々と主演作をヒットさせ、またたく間にポルノ界のスーパー・ヒーローに上り詰めていくのだが……。
…2度目の鑑賞です。
ひさしぶりにPTA (ポール・トーマス・アンダーソン) 監督作品の空気を味わいたくなりまして、再見いたしました。
1970年代末から1980年代にかけてのポルノ業界の光と影を描いた、ある意味ブラックな人情群像喜劇です。
やっぱり面白いなぁ、PTA。…なんだろう、この人の映画って、独特な空気が流れてんだよね。
まだ、本作は彼にとって2作目だと言うのに、初っぱなからキャメラ長回し全開で、ワクワクしますね〜ッ♪
…あんまり不条理な展開もないしね〜。(笑)
そして、この人の作品はほとんどが群像劇。…しかも、そのキャスティングの見事なことッ!
メインキャストのマーク・ウォールバーグ、バート・レイノルズ、ジュリアン・ムーアあたりは言わずもがなで、それ以外の脇を固めている連中が素晴らしいんだなぁ。
ウィリアム・H・メイシー、ジョン・C・ライリー、ルイス・ガスマン、このあたりの個性派俳優さん使うなんて、ほんっとにニクいよ。
☆「悪女/AKUJO 」 ( 2017)監督 チョン・ビョンギル 出演 キム・オクビン、シン・ハギュン、ソンジュン、キム・ソヒョン、キム・ヨヌ、チョ・ウンジ、イ・スンジュ、チョン・ヘギュン
幼い頃に父を殺されたスクヒはマフィアの男ジュンサンに引き取られ、殺し屋として育てられる。
やがて一流の殺し屋に成長した彼女は、ジュンサンと恋に落ち、結婚する。しかしその直後、ジュンサンは敵対する組織に殺されてしまう。
激しい怒りのままに敵を殲滅したスクヒは力尽き、国家組織に拘束される。そして国家が運営する暗殺者養成施設に送られ、今度は政府直属の暗殺者として生まれ変わるのだったが……。
こういうの、なんて言うんだろう。韓国アクション・ノワールとでも申しましょうか。
…いきなり初っぱなのワンカット風の殺戮シーン、掴みはOKって感じなんですが、いったいどうやって撮影したんだろうッ???
まぁ、とにかく、派手に人がパカスカ死にます。殺されちゃいます。…大丈夫か?韓国。
なにしろ人死にが多すぎて、なんかゲンナリしてしまいました。
その手のアクション系がお好きな方にはタマラナイ映画なのでしょうが、ワタクシにはちょいとついていけなかったなぁ。
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