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2019年12月22日16:23

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あやとの想い出〜女湯はガッカリ?

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私たちが出会った頃、あやは船橋健康センターという24時間営業のスパ施設で働いていた。
勤めてまだ2年くらいだったが、夜23時〜朝9時くらいまでの夜勤で、その時間帯で働ける女性は少ないため、パート先としても貴重な戦力らしかった。何しろ男湯は女でも入れるが、女湯は女しか入れない。深夜だからお客は少ないが、重い業務用のシャンプーを抱えて詰め替え作業をしたりと、なかなかハードワークなようだった。
その女湯だが、あやによると、「男性にとって女湯は永遠のあこがれかもしれないけど、実際に見たらガッカリよ」なんだとか。最近は補整下着が大流行りで、若い人はともかく、中年以上は服を脱いだら背中や脇腹のお肉が垂れ下がっている女性ばかりで、見られたものではないんだそう。どうやら「時間ですよ」の世界は、テレビの中だけらしい。
自分自身はスリムな全身を鏡に映して、「私なんかまだまだ捨てたもんじゃないのに、どうして相手がいないのかしら?」と欲求不満ぎみだったとか。
そんな職場では噂話も凄くて、あやに彼氏ができたらしいという噂は、瞬く間に従業員の間に広まった。だから勤務時間外に連れて行ってもらうと、「へえ〜、この人が噂の・・」とばかりにジロジロと品定めされた。中には、「連れてきたのはおじさん?」と尋ねた人もいたらしい。おいおい、5歳も年下なのに、おじさんはないだろうと思ったが、その頃はまだ白髪のままだったので、仕方なかったかもしれない。
とにかく私たちはなんだか嬉しくて、そこでツーショット写真を撮ったり、プリクラを撮ったりと、まるで10代バカップルのようにはしゃいでいた。
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