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2019年12月22日03:27

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恋は雨上がりのように(18年、日)

チャンネコでは日本映画の中でも若者向けのラブコメやラブロマンスを積極的に放送している。
あ、ちょっと見てみたいなと思っても、おっさんが映画館行くにはちょっとなあって作品をけっこう流してくれててありがたい。
去年公開された「恋は雨上がりのように」なんか、その典型やし。

16歳、高校1年生のあきらは陸上短距離のホープで注目を集めていたが、アキレス腱を断絶してしまい療養を余儀なくされてしまう。
そんなとき、たまたま立ち寄ったファミレスの店長の優しさにひかれ、その店でウェイトレスのアルバイトを始める。
店長は大泉洋で、45歳のバツイチ子持ち、元文学青年で大学時代の同人誌仲間にはベストセラー作家も居る。
あきらをやってるのは小松菜奈で、その友達に清野菜奈って、通称小松菜と野菜やないか。

てのはともかく、45歳のバツイチ子持ちのおじさんが16歳の美少女にグイグイ押してこられたら嬉しくはあっても、普通はむしろ困ってしまう。
せめて18になるまで待てよ、考えるのはそれからやと言うのが精一杯なんちゃうか。
中には理性を失ってしまい、やんちゃしてまうやつもおるかも知れへんけど、それでは映画になれへんもんな。
いや、違った種類の作品になってしまう。

この作品では、困った立場におかれたおじさんを大泉洋がコミカルに演じている。
ただし、コミカルな芝居をしているのではなく、まじめにやればやるほどおかしいってやつやけどね。
それにしても、おじさんには果てしない夢を与えてくれる作品なのではないか。
独身の45歳がこんな僥倖に恵まれたらどれだけ嬉しいやら。
自分やったらどうするかなと考えると、さすがに10代にときめいたりせんけど、18、19に押しまくられたらやばいかも。
なにより、自信に繋がるもんな、わしでもまだまだいけるんやって。
うん、45と言うたら、そろそろ先も見えてきて、自分にできることできないことがよくわかりつつある時期でもあるもんな。

えっと、自分の45のときってどんなんやったかな。
ん、楽しいおじさん生活を謳歌してたわ。
全国いろんなとこを飛び回っては、現地といわず地元といわず、まあまあやんちゃしてたな。
不倫と淫行はせんかったけどな。
あえてそんなことせんでももてたからなんぼで.....いや、やめとこ、ごめんなさい。

まあ、なにはともあれ、おじさんたちに取ってはひとつの希望になるかも知れへん映画やで。
見てたら胸の中がざわざわするかもよ、ぽてちん。


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