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2019年12月21日20:56

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ステップアップ

いよいよ本格的に物量投入か!?

ここのシステム、アナログプレーヤーを購入する事から始まり、とりあえず音の出る環境を揃えた。
最初の日記に、初心者レベルの物を購入してステップアップする様を楽しみたいと書いた。
で、ここまでプリアンプは発売当時25万円のVictorのエース級のアンプ。スピーカーは、ネットの口コミはともかく、イギリスを代表するHarbethのモニタースピーカー。これも片チャン30万程度のもの。これらを以ってケーブルを一通り交換してみた。スピーカーのセッティングも色々試してみた。ベストかどうかはともかく、この部屋では合格点と思う。カートリッジも組み合わせを試してみた。結果、現状の音がこのシステムの音と見做して良いと思う。

このシステム中に、メーカーのフラッグシップという物はない。

次は英国、あるいはヨーロッパのパワーアンプの導入と思っていた。例えば、HarBeth と鉄板の組み合わせのQUADとか…。Harbethだけでなくヨーロッパのスピーカー、あるいはポリプロピレン系のユニットを用いたスピーカーにはパワーアンプに駆動力の高い物を充てるように書いてある。(だからかは分からないが、英国のアンプはパワーアンプの方が高価だ…)
この”高い”が困る…。アンプの出力値とは関係しないらしい。車で例えると、最高出力(psとか馬力とか)ではなく、トルク(/Nm)が相当するらしい。管球式アンプなんぞ最高出力なんて10w〜20wとか普通だし。それでも管球式はトルクがあるとか。
(わからんわ、そんなもん…)
で、とりあえずヨーロッパのアンプでヨーロッパの音作りと思っていたが、バブル突入期?日本のオーディオ業界真っ盛りの1980年当時最高級レベルのA級パワーアンプを中古で購入してしまった…。

■PIONEER M-Z1
A級無帰還モノクロパワーアンプ
販売時期:1979年〜
価格:30万円/ch(販売当時)
最高出力:60w(8Ω)

この頃の日本のメーカーは凄かった!まさに飛ぶ鳥を落とす勢い、そのまんま。各社、ポートフォリオを埋めるべく、入門機からフラッグシップまで、物凄いラインナップだった。
それだけでは足りないのか、高級ブランドまで設けて差別化?をする。
TRIO矢印(右)KENWOOD,PIONEER矢印(右)Exclusiveなど。ONKYOのIntegraもそうかも。ー
私なんぞ、価格帯が同じレベルだったらブランドとノンブランドの違いが分からない。

だからと言うわけでもないのだが当時のPIONEER のフラッグシップアンプ(だったと思う)を購入した。Exclusiveブランドのパワーアンプもあったのだが。
当時、自分がオーディオを購入した後は後悔したくないのでそれ以降の商品チェックはおざなりになっていたのだが、この製品は覚えている。
なんか分からんけど超弩級、そういった印象だった。片チャン30万円だから左右で60万円!これが今リリースされた新製品だったらいくらの価格になるのか、それを考えただけでもゾッとする…。これが、中古で5分の1程度の価格!ここを逃したら、一生、一流品の音を味わえないような気がして、今のお洒落なヨーロッパの音より先にイケイケの頃の日本の最高級の音を求めた訳だ。技術大国日本の一級品の音を知っておきたい思いからだ。

で、音は…。

兎に角、ベースの迫力がちょっと凄い…。多分、このスピーカーでこれ以上は必要としないだろう。今後、このスピーカーに他のどんなアンプ持ってきても、低音では驚かないのではないかと思う。もちろん、このアンプより高級なアンプなぞいくらでもあるし、技術的に秀でた物もあるのだろうが、このスピーカーからこれほどの低音が出るとは思わなかった!と言うことは無いと思う。おそらく想定の範囲で済むのではないか…。そのくらい、低音の重厚感が凄い…。
よくA級アンプは高域の透明感が特筆される印象があるのだが、少なくともこのアンプに関しては低音が凄かった。これまでの低域の重量感不足は一気に解消した。ピアノの力強さが恐いくらいだ。それでも全体的には驚くほどの差異は感じず、寧ろテクニクスのパワーアンプも結構優秀なのか…、と見直したりもした。ケーブルを交換した時の方が変化という意味では効果的かもしれない。但し、低域の重量感を増加させるというのは、そう簡単にはいかないと思う。
と言っても、昨日の今日である。まだウォーミングアップだろう。(筐体はメッチャ熱いが…)

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