■バンプ、ウルフルズ、かりゆし58…「1人で聴くと泣いてしまう曲」ありますか?
(TOKYO FM + - 12月11日 16:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5898021
男にとっては、何歳になっても母の存在はたいへん大きなものですね。
それまで大切に介護してきた母が、ある朝「息が苦しいの」と言いました。
救急車を呼んで病院へ。
主治医は「腎臓炎です。長くてあと一週間です」と宣告。
ものすごいショックでした。
それからは毎日、通勤の帰りに病院に寄って母を見舞いました。
日に日に容体は悪化します。
腎臓炎は体から水分が排出されないために、
肺に水が上がってきて大変呼吸が苦しいのです。
枕もとでお経を唱え、子守唄を歌い、昔話を聞かせ、
手足をさすり、必死に看病しましたが、
一月のみぞれが降りしきる朝、母はとうとう逝ってしまいました。
母のいない座敷を掃除するときも、母の遺品の数々を整理するときも、
耐えがたい喪失感に打ちのめされました。
母が亡くなって三か月過ぎた春の日曜日、犬の散歩から帰ってきたら、
偶然ラジオから杉本真人の「吾亦紅」が流れていました。
もう堪りません。
突然、止めどなく涙が溢れ、年甲斐もなく号泣しました。
息子も娘も独立しているし、カミさんも留守なのが幸いでした。
初老の男が大声で泣いている姿は、見るに堪えない醜態ですからね。
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