「女の敵は女」の現実

「勝手に妊娠」と上司マタハラ
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有能で仕事一筋、結婚も出産も諦めてキャリアに邁進してきた女性上司ほど、
　
同性部下に対して厳しい見方をする傾向がありますね。
　
部下の妊娠を素直に祝福できず、自分勝手な都合と見てしまうのです。
　
確かに歯がゆい仕事ぶりの「どんくさい」部下もいることは確かで、
　
文句の一つも言いたくなるものですが、
　
上司ならそこはドンと構えて「アンタの分の仕事は何とかする」
　
ぐらいの度量は必要だったんじゃないでしょうか。
　
女性上司にいちばんの問題があったと見る他はありませんね。
　
もしも彼女が部下を庇っていたとしたら、
　
男性上司からも「バカか？」などの悪罵はなかったとも思えるのです。
　
　
かくて、日本では相変わらず「女の敵は女」という息苦しい現実。
　
近年やたらと目立つ「セクハラ」「モラハラ「マタハラ」「○○ハラ」
　
という現象を見て、これが健康な社会なのか疑いを感じるでしょう。
　
男女雇用機会均等法施行以来、果たして女性は働きやすくなったのか、
　
その綿密な検証は必要なんじゃないでしょうかねぇ。