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2019年11月15日05:33

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安物買いと銭と信用

昨日のNHK朝ドラ「スカーレット」には腹がよじれるほど笑った。このシーンである。

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激高した父親の常治が毎度のことちゃぶ台をひっくり返そうとしたところ、ヒロインの喜美子がちゃぶ台を上から必死の形相で押さえつけて父の横暴を阻止せんとする際のこの表情である。朝からすげえなあと思わされ笑ってしまいましたよ(+_+)。

長女めぐみが退院したのは先週末の土曜日ながら家内はそのことをまだ義妹のともちゃんのところに連絡していなかったとあり昨夕慌ててLINEで連絡をしたところ、メール好きのともちゃんから近況報告があれこれあったらしい。その中のひとつにこいつに関する不満が書かれていたとあった。

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またもやザッパッパと登場のザッパマン義父である。こいつがまたいらんことをしでかしたとあった。
過日の日記に書いたが義妹ともちゃんとこの長女のミカは今春地元の中学校に入学して吹奏楽部に入部して借り物ながらオーボエを担当することとなった。
木管楽器の二枚リードを特徴とするこの楽器は演奏が困難であるため、ミカはいまも部活動を続けているかちと心配していたので家内がともちゃんにミカどうお?と訊いてくれたのであった。すると義妹からまだ続けて頑張っていると返事があったので僕らは安堵した。

ただしその件で義父が困ったことをしでかしてきたというのである。
上記のとおりオーボエは木管楽器につき吹き口にリードなる振動板をかませてそれを震わせて音を発する。そのため楽器は借り物でも消耗品であるリードはおよそ定期購入を要するのでありランニングコストがかかるのである。

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先刻ウェブでざっとオーボエのリードの価格を調べてみたところ、販売単位が1本から10本まであり価格も高級品から普及タイプまで百花繚乱のピンキリ状態であった。
おそらくミカはその中から自分が使う楽器にそして自身の演奏スタイルに合わせた最適と思えるリードを選択して購入し日々使用しているものと考えられる。僕が高校吹奏楽部所属時代にクラリネットやサックス等の木管楽器を担当していた先輩同輩後輩はみなそうしていたからである。

にもかかわらずそんなこととはつゆも思わなかったのであろうザッパマン義父が出しゃばってきたというのである。というのはこいつ勝手にネット通販で手ごろな値段でミカが所望するものとは大きくかけ離れたどこぞのメーカーの廉価なリードを相当数まとめ買いして取り寄せし、先日ミカに対してはいこれどうぞ、じーじが買ってあげといたよ♡などとほざきつつ彼女に渡して勝手にご満悦になっていたというのである。

それまで祖父にだけでなく皆に対して大人しく優しかったミカであったがこの時ばかりはザッパマンの勝手な振る舞いがよほど気に入らなかったのであろう彼女は激高して祖父に対しなんで勝手なことするの!とダメ出し罵倒したというのであった。

可愛い孫娘から思いもしない怒りを買われそれをぶちまけられた義父はミカに恐れをなしつつ委縮していつぞや我が家でキンメダイの食べかけを勝手に処分した際に妻と娘つまり僕の家内に激しく叱責された時と同様しょげてしまい挙句またも涙目になって黙り込んでしまったというのであった。

けけけけけけけけけけけけけけけけ。ザマミレ!このおおざっぱの無神経のザッパ野郎め!ひとの気持ちをおもんぱかることができないからこうなるんだよ。少しは相手に対してああしたらこうなるということをもう古希になるんだから覚えたほうがいいんでないの?と意地悪な僕は義父を心中バカにしつつもなんだか彼がとても哀れで可哀そうにも思えてきて僕までなんだか涙腺が緩みそうになってきたのであった。そんな昨夜であった。

ネットをざっと見したところによればどうやらオーボエのリードというのはその特殊性希少性からひとつあたりが高価であるようだ。また種類もあれこれあるのでここはやはり通販などを信用せず専門店の店頭で手にとって目視してしかと確かめてから購入するのがベストに思えるしおそらくミカもそう考えていると思料する。これは通販を信用しないとかいうものではなく、モノによっては手にしないと買えないものがあるということである。

そういう意味も含めてザッパマン義父は失敗しつつミカから信用を失ってしまったということである。ここで懸念が生じた。いままで孫たちにじーじじーじと慕われていた義父であるが、その低脳無能ノータリンで鳥の脳みそなみのバカであることがまずは中学生になって知恵がついてきた長女ミカによって彼の実情が暴かれてまあ馬脚を現してしまったということである。

今後彼女の年下の次女長男次男そしてわが愛娘たちが大きく育ってくるにつれてザッパマン義父の粗忽さが露呈されてきて彼が忌み嫌われてきてしまうのではないかと危惧する次第だ。まあその頃には義父もまただいぶ齢とってボケ始めてきているかもしれないからとにかく先のことはあまり考えないようにしたい。今日はこのへんにしとこう。

昨日床屋に行って髪をばっさり落としてきて爽快になった。
その床屋の軒先に飾ってある植木鉢に咲く花実がきれいだった。

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赤くて丸い実がついていたのに僕はマスターにこれ何の実?と質問したところこれでとうがらしの種類なのだそうだ。実にかわいらしい。マスターのすごいところはこれ辛いのかと思って実をむしってかじったそうである。辛くはなく青臭かったと語っておりこれは食用ではなく観賞用だなとマスターぽつぽつと語っていたのがおかしかったです♡。
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