mixiユーザー(id:2880029)

2019年11月14日19:06

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ドラマから観たちょっと昔の富山

YouTubeでこんな映像を発見した。


…平成4年に放送されたTVドラマ「実録犯罪史シリーズ・最期のドライブ」だ。

このドラマは平成3年〜5年にフジテレビ系の2時間ドラマ枠「金曜ドラマシアター」内にて、実際に起きた事件を基に映像化した「実録犯罪史シリーズ」の一つ(他にも寸又峡事件や3億円事件などが取り上げられた)として制作・放送された。

この作品では昭和55年に富山県と長野県で起きた連続誘拐殺人事件がモデルとなっていて、室井滋さん扮する言葉巧みに女子高生とOLを誘い出し殺害した女性と、玉置浩二さん扮するギフト店の共同経営者で彼女と愛人関係にあった男性の、お互いを愛するが故の狂気と葛藤・抑制が丁寧に描かれた作品となっている。

…劇中にはモデルとなった事件と同じく、主犯の女性が犯行に使用したS130型フェアレディZがキーアイテムとして登場していて、劇中に登場する車が昭和56年にマイナーチェンジされた後期型なところ以外は、事件当時の時代考証に沿うよう上手くセッティングがされている。

…また、序盤の富山市街(撮影場所は桜町の市電停留所周辺)のシーンでは「銘菓 ちんぐるま」の広告が入った停留所の標識やシネマ食堂街(現在のパティオさくら)の看板、富山観光バス(現在の富山地鉄北斗バス)の路線バスが映っているけど、放送から23年後の北陸新幹線の開業に伴う再開発ですっかり様変わりする前の富山の街並みに少しばかり感傷にふけてしまったのは、このドラマをリアルタイムで観た覚えがあったからなのだろうか。
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