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2019年11月08日15:17

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このままでは拓真は2度と浮上できんよ

7日、さいたまスーパーアリーナで行われたWBC世界バンタム級王座統一戦12回戦は、正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)が、暫定王者・井上拓真(大橋)をポイントゲットの巧さを見せて120対107、117対110、115対112の3―0判定勝利で2度目の防衛に成功。拓真はプロ14戦目で初の黒星となった。

王座統一のウバーリ「尚弥とも戦いたい」

拓真の右は、内側に切れ込む打ち方で、これまでにない威力があったのだが、さらに続けるブローに欠いた
サウスポーのウバーリに対し、拓真は左フックのカウンター、さらに続ける右ストレートの上下打ちを基本ベースに戦った。
特に右ストレートは、これまでにない打ち方と威力で目を惹いた。

本調子ではなかったというウバーリ。しかし、存分に巧さを発揮した 写真_藤木邦昭
だが、ウバーリは距離を縮めての連打、あるいは引きながらカウンターを合わせるなど、ポイントをピックアップする上手さを示し続けた。

拓真がクリーンヒットを奪えば、2発3発と返して、印象を相殺、あるいは上回っていく。惜しむらくは、拓真が受け身に終始し、自ら前に出たり、右強打からつなぐブローを欠いたこと。

4回に、拓真は右をかわされざまに左ストレートを打ち抜かれてダウン。アゴを射抜いた見事な一撃だったが、拓真は立ち上がり、立て直してみせたのは立派だった。

拓真にとってのクライマックスは最終12回。ポイント劣勢で、勝つにはKOしかない状況で、右ショート2発から左フックでウバーリの腰を落とさせる逆転の大チャンス。
だが、ウバーリの回避能力に、あと一撃を加えることはかなわなかった。

悔しい表情の拓真。すでに課題を見つけ、前を向いた 写真_藤木邦昭
勝ったウバーリは、「時差などの影響で、リズムがつくれず60%しか見せられなかった。次はナオヤと戦いたい。そのときは100%を日本のみなさんにお見せしたい」と、尚弥との統一戦を希望した。

プロ初黒星となった拓真は、「もらってはいないし、右も手応えがあった。でも、ポイントにつながっていないのは、ポイントを取る取り方をしなければということ」と、課題を見つけ、早くも前を向いている。



兄貴がレジェンド・ドネアと歴史的な激闘を見せて世界を沸かせてくれたのに対して


残念な弟


敢えて言おう「ざ、ん、ね、ん、な!!」弟、拓真はまっったく良いとこなく敗れた。



まぁ、負けた事自体は責めませんよ。


まともな、また敢えて言おう「まともな」世界タイトルマッチっていうのは厳しい生存競争を勝ち抜いた、選ばれしボクサーだけが立てる舞台。

そこで勝利することは物凄い快挙なわけですよ。

だから、負けた事自体は責めない。



俺が怒りを覚えているのは



昨年暫定をとってから、昨日までの11か月弱



まっっったく成長していなかった事だよ。



成長が見られ、それでもなお及ばなかったなら



「よく頑張ったよ····また頑張れ」



って言えるんだけれどさ。



それが全くないまま負けるってのは無様過ぎて同情もできんよ。



まぁ、しかしせめて拓真が自身の今の最大の課題を理解しているならせめてもの救いなんだが、



何ですか?記事の最後のコメント


プロ初黒星となった拓真は、「もらってはいないし、右も手応えがあった。でも、ポイントにつながっていないのは、ポイントを取る取り方をしなければということ」と、課題を見つけ、早くも前を向いている。




チュドーン!(爆発音)



ダメだこりゃ。まるで理解できていない。


ポイントの取り方云々じゃないんですよ。



昨日、Y さん達と観戦した時、つい職業病で暑苦しく語っちゃったんですけれど



拓真はボクシング、もっというとスポーツ云々以前に基本的な体の使い方ができていないんですよ。


分かりやすく言えば


「ハイハイもできない子に無理やり歩き方の練習をさせた」ようなもん。


ちょいと専門的な話になるが


人間は、生まれてから13か月後に歩行ができるようになるのですが、


そこに至るまで、本能的に様々な「二足歩行に必要な体の機能」を獲得するわけです。


例えば、生まれた瞬間子供は産声をあげます。


そこから生後3ヶ月くらいは盛んに泣きます。


泣くことで体幹を支える「コアマッスル」が鍛えられ、体幹が安定した段階で手足をバタバタ動かすようになって「股関節や肩関節を操作する能力」を身に付けていく。


そして、寝返りをうつようになり


やがてうつ伏せから上半身を起こし、腹這いで移動したり


やがてハイハイ、座る、掴まり立ち、歩く


こうして、「効率的な運動能力」を身につけるのだ。


だから、例えば「早く歩けるようになってほしい」からと、無理に親が子の手を掴んで歩く練習とかさせちゃダメなんです。



そんな事をすると「必要な身体操作能力を欠いたまま歩くようになってしまう」。


その結果、スポーツなどの運動能力にも影響出てしまう。



尚弥と拓真のパンチフォームを比べると、決定的に違うのは下半身の安定性。


パンチは腕で打つんじゃない。爪先〜足首、膝、股関節、骨盤、胸椎、肩


全身の関節のバランス良い稼働によって強力なパンチが打てるのだ。


腕力だけでハードパンチャーになれるならたぶん俺だって尚弥にひけを取らないパンチ打てるし、それこそ、ガテン系のおっちゃんの方が強いパンチ打てる!って理屈になりますからね(笑)



身体操作っていうのは日常生活の様々な場面で「エラー」が生じやすくなります。


デスクワークで1日中座っていれば、股関節や肩関節は固くなるし、カバンをいつも右肩にかけていれば、左右の体の歪みが酷くなる。


だから拓真に限らず、他のアスリートや、我々一般人もそういう「正しい体の使い方」ができなくなるケースは多いんですが。


だから、膝や腰、肩を痛めるんですね。「バランス悪い使い方」をしているから。


話がずいぶん逸れましたが、拓真の動きを見る限りは彼もそうなっている可能性が高い


だから余計な力みが入って、スムーズな動きができない、バランス崩すから返しのパンチが打てない、パンチに体重も乗らない。


中盤で動きが落ちる。



しかし悲しいかな



日本にはまだそういうスポーツ以前の基本的な部分から教えられる指導者少ないんすよねー


要は何が言いたいかというと



ボクシング云々以前の問題。



そこに本人が、周りが気づいて改善するトレーニングに着手しない限りは、変わらないです。


断言しても良い。


まぁ、他にも色々あるんですけれど



とりあえず、拓真


いったんボクシングの練習は一切やめて、ホント基礎の基礎から見直してみてはどーお?


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コメント

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