真理の玉手箱、「モルモン書」
2018年4月9日 ·
９２歳の老母にキリストの教えを教える
「教会で使っている聖典は読む頁数が沢山あるように見えるけどさ、一言で言うならば、たった一つなんだよ。それは『永遠に最高のしあわせになることなんだ』それだけさ。分かり易いでしょ？永遠の幸せなんだよ！死んでそれで終わってしまうんじゃないんだ。だから今地球で生活しているのは、永遠の世界で生きるための準備、要するに訓練をしているんだよ。何事でも子供の時から沢山の失敗を繰り返しながらそのうちだんだん上手に出来るようになるでしょ？特に、習い事なんか見るとよくわかるよ。誰も最初っから上手に出来る人なんかいないからね。僕なんか、成人してからオルガンいじり始めたから痛いほどよく分かるよ。今でも間違ってばかりいるけどさｗ。
聖書の初めにアダムとイヴって出て来るでしょ？宗教的には地球に置かれた最初の人類ってことになってるけどさ、考古学者や人類学者はそんなこと信じていないでしょ。これ、すごく面白いんだ。神と言う人は、その時代その時代に生きる人々の理解力に合わせていろんなこと教えて来たんだよ。分かり易く言えば、次元の高いおとぎ話って言うところかな。アダムって言う単語はさ、元は土と言う意味の単語をもじってつけてるんだ。これ、複数形なんだよ。だから、個人名じゃなくて代名詞なんだ。ってことは、要するにこの地球に生まれるオトコ一人一人を全部この一人に代表させているんだよ。だから言い換えれば、オトコはみんなアダムさ。分かるかい？この場面を読む時にオトコはみんな自分に置き換えて読まなきゃいけないんだ。
イヴも同じことで、元々「人に命を与える者」って言う意味からの単語だから個人の名前でなく、やはり地球に生まれる一人一人の女を代表させた代名詞なのさ。だから、母さんも僕たちを産んでくれたからイヴって言うことなんだよ。
面白いでしょ。聖書ではまるで本当のことのように歴史をつなげているからね。だけどさ、考え方によっては、単純で分かり易いんだ。めんどくさく考えなくたっていいからね。小さい子供でも分かるでしょ？だけど賢い人は悟るようになるのさ。ちょうど、サンタクロースのようなものさｗ。おもしろいでしょ？
ついでに、神って言う単語はヘブライ語でエロヒムって言うんだけど「天空から降りて来た人々」って言う複数形なんだよ。だから、現代語で平たく言ったら宇宙人ってことさ。おもしろいしょ？
モルモン書のリーハイって言う人がさ、エホヴァ、要するにキリストから指示されてエルサレムから出たのが今から大体２６００年前だよ。リーハイはね、神から啓示受けてキリストって呼ばれる人が赤ん坊として生れることを知らされたんだけど、それがさ、リーハイの家族がエルサレムを出てから６００年後って言うんだから・・・分かるかい？６００年後だよ！自分たちが生きているだろうはずの１０年や２０年後なんてものじゃあないんだよ。だからさ、息子のレーマンやレムエルが自分の親を馬鹿にするのも当たり前だと思うんだよなぁ。母さんだってそう思わないかい？どうでも良いと思うでしょ？だから、こう考えると、ものすごくスケールが大きいと思うんだよなぁ。そうでしょ？考え方の価値観が全然違うんだよ。ここに、死んで終わりでなく、永遠に生き続けるっちゅう事実を認識して生活しなきゃならない心がけが要求されていると思うんだ。」
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