mixiユーザー(id:1418555)

2019年11月07日02:16

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そんなすごいことができるのに

深夜のドキュメンタリーで、中学生で左脚に骨肉腫を発症し、19歳の今も繰り返すガン治療に励む女性を取り上げてた。
骨肉腫で思い出されるのは「サインはV」で氾文雀が演じたジュン・サンダース。
番組で言うところでは、主に成長期の子供が発症し、いまでも年間150人ほどが切断手術を受けているとのこと。

で、その女の子の手術方法ってのにびっくりしてしまったのですよ。
膝上から切断になったこの少女。
しかし、膝関節がないと、義足にしたときもスムーズに歩けなくなり、最悪の場合、車椅子生活をしなければならなくなる。
それを防ぐために病院が取った方法がすごい。
この子の場合、脛から下は骨肉腫に侵されておらず、健全な状態やった。
そこで、足首の関節を活用しようとなって、膝上の切断した場所に長さを合わせて脛から下を前後反対に移植した。
つまり、膝のあるべき場所に足が指先を下に向けて、足裏を前向きにに引っ付けられてるってこっちゃね。

こうすることで、足首の関節を膝関節の代わりに活用できるうえ、知覚もちゃんと通わせられるんやて。
そんなことが実際にできてしまうのにびっくり。
ブラックジャックやん。
外科手術のものすごい進歩に驚かされてしまった。
しかし、それだけになおさらなんでやねんと思ったのは、どうしてたかがガンくらいどうにかならんのかやねん。

骨肉腫自体、外科によらない治療法が確立されていたら切除することすらなかったのに。
違う方面の技術やってことはわかってるで。
そやけど、こんなに技術と文明が進んだこの時代に、まだガンで死ぬ人がおるってのはどういうことなんよ。
それっておかしくないか。
もしかすると、ほんまは治療法が見つかってるのに、あえて世の中に出してないなんてことはないやろな。
重粒子線冶療とかオブジーボみたいに、地獄の沙汰も金次第ってのがあるくらいやからね。

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