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2019年11月05日23:41

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2018年11月5日 ポール・マッカートニー両国国技館公演

1年前、両国国技館でポール・マッカートニーの公演が行われました。
過去の来日公演では49年ぶりの日本武道館公演がありましたが
今回の公演では国技館というポールにとって初めての会場です。

チケットは優先予約があったのですが結果は残念ながら落選。
チケット入手の難しさが予想されましたが2次の予約でチケットが
入手できました。チケットは入場引換券の表示で当日会場にて
バーコードのチェックを受けて席が判明する仕組み。

18時半開場とのことで早めに会場に来たのですが長蛇の列。
また中でリハーサルを行っているポールの演奏が聞こえる状態。
リハーサルを行っている曲は最新アルバム、エジプト・ステーション
からのオープニング、アイ・ドント・ノウでした。

開演時間を大幅に過ぎてからの入場案内。チケットチェックを
受けて当日の席が分かります。私は2階スタンド西側の3列目でした。
ちょうどポールがピアノを弾くときは殆どが後ろ姿ですが
入場できるだけだけで大満足でした。
フォト フォト
そしてこの日の公演のために用意された入場券にチケットが変わります。
この作業も1人1人のスタッフが時間をかけて行ってくれました。
この日の日付にポールの写真が入った記念チケットに交換されました。

そして真っ暗になる国技館、聞きなれたイントロの一撃、
ビートルズがやって来るヤァヤァヤァの開幕。
ア・ハード・デイズ・ナイト!
誰もが知っているイントロ、そして歌い出し。
ビートルズの一曲一秒にかける思いが爆発した名曲。
誰もが一緒に歌い手拍子を取りギターソロに感動する
1曲目に相応しいナンバー。

そしてHi Hi Hiへ。サビの部分も大合唱
ポールの選曲もこのライブにかける意気込みが分かります。
この曲も昔は放送禁止だったのです!

イントロ無しからの歌い出しでわかる曲の魅力はすごい。
ポールの名曲。オール・マイ・ラヴィング。
だれもが大合唱。これも楽曲の魅力 ギターソロにも大声援が!
フォト フォト 
新作エジプト・ステーションからカム・オン・トゥ・ミー。
ホーン・セクションが入るファンキーなロック・ナンバー。
ホーン・セクションの部隊が国技館東側の一階席前に設けられた
特設ステージから登場。ファースト・シングルの演出を盛り上げてくれました。

ポールがド派手なピンクのギターに持ち替えてのレット・ミー・ロール・イット。
粘りとタメの効いたギターが客を魅了するブルース・ムードの
ロックンロール。ポールのライブにも欠かせないナンバーですね。
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そして曲は夢の人へ。テンポの速いアコースティック・ギターに
流れる優しいメロディ。そしてそこの流れる早口な部分も含んだ
ポールの歌。今、この歌を聞いてもビートルズがそこにいるような
臨場感に溢れていました。そして大歓声の中フロム・ミー・トゥ・ユー。
ラブ・ミー・ドゥが演奏されます。バンドも前にせり出してのサービス。
ビートルズの赤番を聞いているようです。そしてハーモニカの音が
何とも力強くビートルズの曲を見事に牽引してくれました。
フォト フォト

ブラック・バードのギターの優しい音色に魅了され
力強いピアノからはじき出されるレディ・マドンナ。

そして小刻みなギター・リフがかっこいいFuh You.
これも新作エジプト・ステーションからのナンバー。
ストーンズのホンキートンクを短くリフで仕上げたような
ロックのはじける魅力が味わえる新曲で私もお気に入りです。
新作の発表ツアーは、やはりいいものですね。
フォト フォト

曲はジョージ・ハリソンに捧げるサムシング。
導入部はウクレレからの明るい歌い出しで始まったものの
後半はバンドスタイルの荘厳な演奏に変わり、この曲の
魅力を最大限に引きだしてくれました。
これもずっとメンバーであったジョージへの愛が感じられます。
フォト フォト
みんなで一緒に歌おうと呼びかけてくれた
オブ・ラ・ディ。オブ・ラ・ダ・子供番組でも多く放送された
事もあり知名度が高い名曲。小学生から70代の大人まで大合唱。
学校の教科書にも掲載された名曲に会場は大興奮。

そしてウイングスの名曲、バンド・オン・ザ・ランへ。
ゆったりとした導入部からアコースティックで導かれる
サビの部分へ。この躍動感は本当にポールの世界が爆発。
ウイングス時代で最も好きな曲の一つです。
世界情勢を大きく変えたロックの名曲Back in the U.S.S.Rで
ポールの歌も絶好調に。本当に楽しそうにシャウトしていました。
フォト フォト

コンサートも後半、ピアノの前に座ってイントロが流れた瞬間に
大歓声から大合唱になったレット・イット・ビー。
聖母マリアからの教えにバンドの今後、人生に悩んだポールの
心境を隠すことなく伝えた名曲に国技館が大合唱になりました!

もう何が出ても大満足の国技館公演。
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007死ぬのは奴らだ!で爆音を響かせステージ後方のセット
から火花と煙が連発。曲の哉しいメロディラインから破裂する
花火のセットはロックの優しさと激しさの場面を効果的に演出した
ポールの楽曲をより魅力的に仕上げてくれました。

フォト フォト
そして曲はビートルズ最大のヒット曲ヘイ・ジュードへ。
この曲も学校の教科書に採用されたロックの名曲。
歌い出し、後から追いかける優しいピアノのメロディ、
コーラスが重なりオーケストラで構成される多重な楽曲の重なりが
コンサートで見事に再現されていました。最後のコーラスの部分を
男子だけ歌って、女子だけ歌ってとコーラスのパート分け、
そして一緒にとコーラスを誘導して、ここでライブは終了。
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大歓声の中、だれもがアンコールを待ちます!
このコンサートの為、主催者からペンライトが渡されており
アンコールの待ち時間に点灯させると国技館の客席が
ユニオン・ジャックに彩られる鮮やかな演出になっていました。
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そして大歓声の中ポールが日本国旗を掲げてステージに登場。
ビートルズの第1作からアイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
だれもが立ち上がり手拍子で大声で歌う。本当に全楽曲が定番だ。

サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド。
ヘルター・スケルターの絶叫から、これで最後ですの
メッセージの後、歌われたのはビートルズ最後のアルバム、
アビイ・ロードからゴールデン・スランバー、
キャリー・ザット・ウェイト、そしてジ・エンドへ。
この3曲の流れが何とも美しく感動的なフィナーレへ。
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アンコール部分はビートルズのファースト・アルバムから
最後のアルバムの楽曲で締めくくった集大成。特に最後のアルバム、
アビイ・ロードからの3曲は自分でビートルズという今世紀最高峰の
アーティストが結成され解散し、自分がその一員として他のメンバーと共に
大きな時代を築いたアーティストとしての実績を国技館を埋め尽くした
ファンの記憶に残してくれた貴重な瞬間でした。
素晴らしい公演をありがとうございました!


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