2019.11.3(SUN) 12:40〜14:52
at amHALL
OPENING映像
SE.ティンカティンクティンクルティンクル(Inst.)
M1.wake up
M2.ショートカット
M3.cherry
MC/BAND紹介
M4.1000年の恋
M5.頑張って
M6.ミライヲカエルカギ
MC
M7.あなたが生きた証
w/映像
M8.えんぴつ
M9.月の光
MC
M10.Smiley
M11.HAPPY NOTE
M12.ヘッドライト
−曲中衣装替え−
M13.HAPPY RABBIT
M14.魔法のパレット
MC
M15.Challenge to the limit
−衣装替え−
EN1.PONY
MC
EN2.奇跡みたいなこと
集合写真撮影
M7〜9、EN1:Key弾き語り
Key、Vo:平野里沙
Gt:回陽健太(スムルース)
Ba、Cho:藤田克洋(ZILCONIA)
Dr:文田大作(GRAND COLOR STONE)
大阪の
平野里沙さんのワンマンライブ。
今年は日程が合わないことが多く、名古屋でのBDワンマンも
泣く泣く回避してしまい、今回も直前までどうなるか分からなかったのだが、
タイトな日程が上手い具合に噛み合い、参加することが出来た。
昨年末にお母様を亡くされてから、初めて臨む大阪でのワンマン。
「個人的に思い入れのある」中盤の弾き語りバラード3曲、
特に『あなたが生きた証』は、お母様との秘蔵写真を
スライドとしてスクリーンに映し出し、涙を誘ったが、
それだけに終わらせないのが彼女のステージ。
普段は後半になる程、声に疲れが出てくる事が多く、
「ワンマンたくさんやってきたけど
だいたい後半どんどん声が出なくなることが多かったんだけど
今回は逆だった!!!」(Blogより)
と、心地良いハイトーンボイスで会場のボルテージを
どんどん上げる、平野里沙ポップスの真骨頂をみた。
amHALLを満員に出来ないぐらいなら「活動を辞める」(談)ぐらいの
覚悟で臨んだ今回のワンマンは、立ち席も出るほどの大入り。
地元・大阪だけで無く、名古屋や東京をはじめ全国から多くの観客が、
彼女の想いを感じ取ってここに参集した。
「amHALLを決めてから、厳しい現実と、学んだことがたくさん有った」。
「まだまだやれることはある」−−−この夜に行われた
アフターパーティー的な“オフ会”でも彼女は口にしていたが、
目標である「大阪城ホールに立つこと」を、今までの活動方法だけで
攻めるのでは限界が有る事も、彼女自身気付いている。この先、
「活動の仕方は
少しずつ変わっていくかと思います」(Blogより)と
言及しているように、今まで以上に効果的な方法を模索し始めている。
超満員の会場に向けて、本編最後のMC
「amHALLは大きな会場で、いつかここでワンマンライブをしたい、
と活動開始当初から思っていた。どれぐらいの人が来てくれるのか、
自分の音楽を求めてきてくれるのか、正直、今まで見て見ぬ振りをしていた。
現実と向き合わなければいけない。怖がっていた部分も有るが、
事務所を離れてから、この場所でワンマンライブをしたいという
挑戦をさせて戴いた。決めてから色々なことに気付けて、
まだまだ厳しいな、と思うことたくさん、学ぶこともたくさんあって、
この1年は現実と、今の自分を向き合う時間だった」。
「事務所時代から、7年ほど、土日祝日ライブをしなかった日は無かったし、
毎日休み無く走ってきたけれど、それでも有名になれない現実に
改めて思った。有名になることが全てでは無いけど、私は母が病気になった時、
ライブに行きたくても、どうしても行けない人が居ると気付いた。
なんで私はTVに出てないんだろうな、と思った。
もっとたくさんの人に自分の音楽を伝えたいと、改めてそのとき感じた」。
「まだまだそこまで辿り着けていない。これから更に、夢の大阪城ホールの
ステージに行けるよう、しっかりと走って行きたい。
大阪城ホールに行った時は、ここにいるみんなさんが、
会場を引っ張ってくれたら嬉しい。大阪城ホールワンマンを目指して
まだまだ邁進していくので付いてきて下さい」。
−−−これに、彼女が言いたかった想いの丈、全てが詰め込まれている。
この日発売となったTシャツ姿を含めた、衣装3パターン、
目でも耳でも存分に楽しませてくれた。
平野里沙史上、“最高のワンマンライブ”は、笑いに感動に涙に、
五感の全てを愉しませてくれるステージであったと思う。
☆集合写真は「HAPPY BLOG -平野里沙オフィシャルブログ-」より転載
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