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2019年11月05日11:56

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キャラ好き、作品は… その186(サイコパス)

秋から始まるアニメに『PSYCHO-PASS サイコパス 3』というのがあった。
シーズン3から見るのはいかがなものかと思っていたら、
プライムビデオ見放題にシーズン1とシーズン2があった。
また、レンタルで劇場版と、OVA3部作を借りて一気に見た。

アニメの出来は秀逸。キャラもリアルで大人のアニメって感じ。
時は今から100年程未来の東京。
世界は戦争や内紛で荒廃しているが、鎖国をした日本だけは平和だった。
その理由は、シビュラシステムによる犯罪係数管理。
その係数が100を超えると潜在犯として施設に監禁。
300を超えるとまだ実際に犯罪を犯した訳でもないのに殺処分。
ハリウッド映画にもありましたね、こういう設定。

で、犯罪を取り締まる警察のようなものが厚生省の公安部というところで
犯罪者と実際に相対するのが自分も潜在犯である執行官。
で、それを監視するのが監視官。
ある日、新任監視官として、常守朱(つねもりあかね)という女の子が配属される。

最初はあたふたしていたごく普通(学業は超優秀)の女の子だった朱が、
優秀な執行官に助けられながら成長していく物語…って大筋だけど
シーズン1、2とも、敵は犯罪者なのに犯罪係数が計測出来ない特異体質者なので
公安の武器であるドミネーターという銃が機能しない。
この銃は犯罪係数が100未満だと撃てず、100〜299は麻酔銃、
300超で人体破壊銃となるのである。
いや、これ、麻酔銃としては係数関係なく使えるようにしないと…
という訳で、この銃が機能しなかったお蔭で、
シーズン1では、朱の目の前で、朱の友達が首を斬られて殺される。
朱は友達が助けを求めているのに、本物の銃が手元にあるのに、それを撃てない。
シーズン2では、同僚の監視官が、ドミネーターが機能しないせいで犯人に嬲られ
犯罪係数があがってしまい、部下のドミネーターで人体破壊されてしまう。
これらのシーンは憤りを通りこして怒りを覚える。
そう、私の犯罪係数もうなぎのぼりといった感じ。
こういうのって、R指定にならないの?子供が見て平気なの?
という訳で、プチトラウマになってしまった。
精神弱い人は要注意です。

CVでは、この朱役が花澤香菜。
現在、超人気売れっ子の声優さんで、キャピキャピの可愛い声が特徴なんだけど
途中までこの人だと気づかなかった位、花澤香菜史上、最も暗い役!

あと、ベテラン刑事役をやっていた有本欽隆さんのいぶし銀の演技が素晴らしい。
ただ、このベテラン刑事、劇中で殉職してしまうのだが、
有本さんもこの2月にガンで亡くなってしまいました。合掌
その他、佐倉綾音、木村良平、櫻井 孝宏、沢城みゆき、伊藤静、関 智一等
超一流どころが多数出ていますので緊張感バリバリ。
なお、銃であるドミネーターもしゃべるんですが、
なんとその声は『タッチ』の南役、日高のり子さんでした。



さて、こういう殺伐としたアニメを見ると、平和なアニメも見たくなります。
そこで『ReLIFE』(リライフ)というのを見ました。

20代のニートを対象に、見かけが10年若返る「ReLIFE」という薬が開発され、
高校時代に戻って青春を再度体験して活気を戻すという…
いや、そんな画期的な薬が出来たら美容界で大儲けだと思うんだけど…
まぁ、国の政策なので、真面目です。
で、27歳の主人公が、高校生に混じって青春をやり直すというお話。

これは感動しました。久しぶりに泣けました。
こういうのは万人にオススメです。
ただ、これ、レンタルで見たんですけど、
全9巻あって、7巻目で泣けてしまったのだけど
7巻目だと思って見たのはやっぱり最後の9巻目でした。
つまり、7巻目のパッケージに9巻目が入っており、
本当の7、8巻目を飛ばして先にエンディングを見てしまったという訳です。
一応、エンディングの後で7、8巻目も見たんですが、
それでも、泣けたからいいんですが、
やっぱりレンタル店に苦情を言いました。
準新作1巻無料になりました。

ただ、この作品で唯一残念だったのが、主人公の前職で、
主人公の教育係をしていた先輩の女性社員が自殺してしまうところ。
いや、それはないでしょ。
後輩を教育している途中に社内でいじめられて自殺しちゃダメでしょ。
その前に会社辞めて下さい。
優しい先輩だと思っていたのに後輩(主人公)にトラウマ残してどうすんの!

なんか、精神弱いんで、あちこちで感情起伏させてます(笑)

ちなみにこの作品のCVも凄いです。
主人公の海崎新太役は、小野 賢章さん。
ちょっと前に見た『黒子のバスケ』の黒子テツヤ役でしたね。
この作品も良かったです。

メインヒロインの日代 千鶴役が茅野愛衣さん。
『PSYCHO-PASS サイコパス』にも端役で出ていたけど、
『凪のあすから』のちさき役、『ごちうさ』のモカ役など。
今回は無感情な役なので、モカ役と正反対でしたね。

リライフ社の職員の了役が木村良平で
『PSYCHO-PASS サイコパス』ではシーズン2の敵役でした。
『黒子のバスケ』の黄瀬涼太、『妖怪ウォッチ』のエンマとか、良い声です。

一番良かったのが、同じくリライフ社員の杏ちゃん役の上田麗奈。
最近でも『SSSS.GRIDMAN』の新条アカネ役が良かった。
今年のアニメでも『鬼滅の刃』のカナヲ役(この役、ほとんどしゃべらずでしたが)
今見てる『Dr.STONE』の巫女、ルリ役や『フルーツバスケット』などなど
昨今大人気です。

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