◆ これから、こんな事例が増えてきそうだと思います。
〜〜< 以下 引用 >〜〜
■ 「家計のため」夜副業で体調不良 過労死に警鐘 ⇒
http://bit.ly/2JPaT5I ■
会社員らの副業や兼業を原則禁止としてきた国が一転して容認を打ち出したことを受け、企業や自治体でも副業を認める動きが広がりつつある。家計のために仕事を増やす人も出てきているが、過労死遺族や弁護士らは新たな長時間労働につながる危険性を指摘。
労災認定では原則、副業先の労働時間は合計されないこともあり、「雇う側が労務や健康の管理をしっかりしないと、過労死の増加を招く」と警鐘を鳴らす。
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◆ 私の知人の女性にも“Wワーク”の人がいました。
私が長く派遣で仕事をしていた食品工場での話です。その人は、早朝に新聞配達をした後で、フルタイムのパートとして働きに来ていました。
食品工場は賃金の安い業種の代表格ですが、そんな工場で働いている作業者には、パートや派遣などの“非正規労働者”が多い。[ #非正規労働者]
そして、不思議と、“バツイチ”などの事情を抱えた女性が多い。働かなければ子どもを育てていけない人は、職場を選んでいる余裕はない。お金が必要なのです。
でも、そんなところは最低賃金スレスレのレベル。彼女はベテランだったので、たぶん今なら時給で950円程度のはず。パートは、一般に、派遣より時給は低い。
労働条件的にはあまり良くなくても、そんなところしか働く場がない(特に、雇用機会が少ない地方)のが日本の実態なのです。そして、必然的にWワークが増える。[ #Wワーク]
でも、私は、仕事は一定の時間以上は無理だと思います。人間は、体力的にも脳的(精神的?)にも、適切に休ませないと長続きはしない。
◆ 短期間ならともかく、Wワークは、何かにつけて不都合なことも増えてきます。
まぁ、40代の前半くらいまでならWワークも体力的には可能でしょうが、50代を過ぎれば体力的にも無理。
若くても、大変だと思います。その食品工場でも、若い男性はほとんど来てくれないので、最近では、外国人労働者に活路を求めていました。
賃金が高めの日本人の派遣は整理されて、ベトナム人やネパール人に入れ替えられてきました。私が、その派遣先を“派遣切り”されたのも、それが理由です。[ #派遣切り]
実は、外国人労働者にも二種類の人たちがいて、“技能実習生”の資格で働きに来ている人と“語学留学生”の資格で働きに来ている人がいます。
技能実習生は会社のチェックも厳しいのですが、語学留学生は、自分の商売のためなら何でもする派遣会社が介在しているので、Wワークもほぼ野放し状態。
私はそんな若いベトナム人語学留学生にも何人か親しい人がいましたが、彼らはWワークが少なくなかったようです。
派遣会社に内緒でWワークをしたのが当局にバレて、“強制送還”された人もいました。[ #強制送還]
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