>有権者に香典や供花
菅原一秀経産相の公選法違反疑惑
https://bunshun.jp/articles/-/14904
週刊誌もTVも鬼の首を獲ったかの如く
騒いでいるけれど、
聞けば政治家の秘書は葬式に手ぶらで行き
香典も置いてこれない決まりだという。
なんという非常識なのだろう。
政治家が葬式に香典を出さなければ「ケチだ。
次は一票を入れない」などと正義とは裏腹を、
口にしないまでも密かに思うのが世間である。
故に世間の「大人」は菅原某を新聞TV程には
怒っていない。
TV新聞が菅原某を怒ってみせるのは、
誰か「悪者」を作りそれを血祭りにあげ、
自らを「正義の権化」に置きたいからである。
私の敬愛する山本夏彦翁は著書の中で、
汚職は国を滅ぼさないが、正義は国を滅ぼす
と書いている。
けだし至言。
10月24日(木)-----------------------
昼過ぎ、自転車で北池袋まで。
知り合いが照明をやっているということで
「米澤成美ひとり芝居公演 食(たべる)」
観劇。
https://yonegyu.com/
「食」をめぐる10のエピソードを繋いだ
ひとり芝居。型破りなコント風演劇で
わりと気楽に楽しめる。
確かに未熟な舞台ではあるけれど、
「人生最後に何を食べたいか?」という
問いから始まる内容には、
ちょっとした人生讃歌が感じられて、
好感が持てた。
それよりも何よりも、客入れ時の音楽、
本人が歌う宮沢賢治「永訣の朝」が、
とても良くて・・・(詩集「春と修羅」収録)
今まさに死のうとしている妹トシは賢治に
「あめゆじゅとてちてけんじゃ(雨雪を
取って来て…)」とお願いする。
賢治は天から降るみぞれを茶碗に取って
妹に食べさせてあげようとする・・・
宮沢賢治流の「最後の晩餐」。
観終わって「このエピソードを芝居の
最後に持ってくれば良かったのに・・・」
などと思った。
演者が岩手出身だということを、もっと
“売り”にすべきなのだろう等と・・・
>以前観た時の日記:
そして今年のメリークリスマス。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964311322&owner_id=27576300&org_id=1964273832
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夕方、UCとしまえんにてSARUさまと
待ち合わせ、
「イエスタデイ」鑑賞。
https://yesterdaymovie.jp/
世界同時停電で事故に遭ってしまった
売れないミュージシャン。
目を覚ますと、そこはビートルズが存在
しなかった別次元世界。彼はビートルズの
名曲を自作と偽りスターとなっていくが・・・
脚本はリチャート・カーティス
監督はダニー・ボイルということで
品質保証済み。
安心して楽しめるウェルメイド・コメディ。
ビートルズがいなかった世界なんだから、
その影響下のオアシスも存在しない。
でもなぜかコールドプレイは存在するのね
・・・等といった小ネタも楽しい。
物語後半、最大の見せ場・・・“あの人”が
登場して、自らの人生を語るシーンでは、
ファンならずともじんわり涙が溢れてきて、
途端にこの映画が大好きになった。
物語自体は、今どき珍しいくらい保守的な
ラブコメとなっており刺激少なめですが、
楽曲の素晴らしさとオシャレな映像に
SARUさまも大満足でございました。
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ちなみに、SARUさまは、
また新しい同人誌を作りました。
「岩手よりみち帰省日記」。
https://twitter.com/SARU04804590/status/1182260222582083584
オールカラー20ページ、
300円で販売するそうです。
よろしくお願いします。
10月25日(金)------------------
病み上がりにも関わらず、
ここ数日のハードスケジュールで
ちょっと疲れが出る。
故にこの日は、のんびり本を読んだり、
DVDを回しつつ自作に手を入れたり・・・
夜は自宅で、今季初の鍋。
ちょっと寒い一日だったので、
鍋がやたら美味かった。
ご馳走さまでした。
10月26日(土)-----------------------
Mワールド仕事へ。
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