今日は、京都からTさんが来てくれました。
1ケ月半ぶりですが、もう勝手知ったるTさんですから、音の指摘も的確です。
その中でも面白かったのは、「音決め」についてです。
私は結構DACマニアで、システムには常時6台のDACに7台のトランスポートがつながっています。
DACは師匠のNさんに作って頂いたものを始め、相島技研さんの特注DAC、メーカー製、オークションで落札した自作の怪しげなものまで、、、、、
私としては、この6台のDACの個性を楽しむというか、音楽によって使い分けているのですが、Tさんの耳にはそういう風に聴こえないようです。
「だんだん各DACの音が似てきましたね」
確かにここしばらく、各DACの再調整というか、使いこなしをしていました。
電源ケーブルを買いに行き、RCAケーブルを交換し、昔のデジタルケーブルを持ち出してつないでみたり、、、、、
その中で、知らず知らずのうちに、音が堅めのDACには極細多芯のRCAケーブルを使ったり、ゆったり目のDACには銀線のデジタルケーブルをつないだり、、、、
自分では意識していないのですが、それぞれのDACが「違いを楽しむ」より「自分の好みの音に近づける」調整になっていたようです。
この辺がオーディオの面白いところでもあり、多系統システムの難しいところですね。
何しろ、「音決めマイスター」は私一人ですから、同じような音になるのは仕方がないのかもしれません。
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