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2019年10月17日12:15

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台風一禍 

久しぶりの書き込みで申し訳ない。(・・・てか、我ながらこのセリフが毎回まくら言葉ってどーよ)


まずは先日の19号、その前の15号に被災された方々にお見舞い申し上げます。やっぱりドクター・ゲロの人造人間はハンパない・・・・て違うしっ!! 台風の話だし!
というわけで改めて今年の大型台風で被害を被られた方々が一日でも早く平穏な日常を取り戻されることをお祈りします。

で・昔ミクシィの日記にちらっと、
『大停電が発生するだけで高層マンションは難攻不落の登山道に変身してしまう。
十階分以上の階段を一度も休まずに登れる人はいったい何パーセントだろうか?
エレベーターと揚水ポンプがストップするだけで、超高層マンションは山頂の山小屋並みの不便な場所になってしまうのだ。』
と書いたことがあるのだが。

今回、台風の影響で地下の電源施設が水没してしまった結果、上の言葉通りの事態が発生していることを昼間のニュース番組で知った。
高層マンションが水につかり、電源の復旧の見通しが立っていないという。
案の定エレベーターは使えず、水も明かりも使えずトイレも風呂も使えない。
使えるのは懐中電灯の明かりとスマフォだけ(しかも充電も満足にできない)。
たとえ部屋は直接の被害にあっていなかったとしても、毎日下山と登山に近い苦行にあっている(恐ろしいことにトイレに行きたくなるだけでも同じ上り下りをしなければならない)。

こんな状況、歩荷を趣味にしている人でもない限り耐えられないだろう。
(ちなみに、趣味で歩荷をやっている人は本当にいて、毎日数十キロの荷を山小屋に運び上げてから急いで下山して本業のカラオケスナックを開ける生活を十年以上続けているそうだ。最近その話を知って、改めて世の中の広さを知った思いだ。)


たとえ何かの間違いでわしが超高層マンションに住むことになったとしても、わしは四階以上には住みたくない。




ここで話は跳ぶが、
比較的安い労働力とそこそこの工業力や資本を呼び込むことができた国、いわゆる発展途上国と呼ばれる国々では、いまだに発展の象徴は超高層ビルであり、どんどん林立させている。
(韓国のように投機の目的だったり、中国のようにGDPの成長率を維持するためだけに鬼城と呼ばれる誰も棲まないゴーストタウンを造りまくっている国もあるが)
日本ほどではないにしろ、どの国にも自然災害が襲い掛かるリスクがある。

考えてごらん 1000ⅿを誇るようなビルに住む人々が 大停電に会うその時を
 考えてごらん その人々が地上をどんな目で 見おろしているかを・・・

ここでちょっと予言。
そう遠くない未来、大停電に見舞われたどこかの国では明かりが消えた超高層マンションの周囲で、テント生活をする富裕層の姿が見られるだろう。

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