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2019年10月17日09:09

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高野山だより

昨日は、高野山の日。朝5:00に家を出ます。夏には日に出を見ながら出発でしたが、今はまだ真っ暗です。ようやく空が明るみ出したのは、もう紀ノ川を越えていました。道は空いていて、昨日は60分で着きました。でも、生身供を見るにはもう少し早くないとね。奥ノ院の御供所を出て、あじみ地蔵さんにお祈りするのが、6:00ですね。

厚手の上着を持って行きました。奥ノ院は7℃。灯籠堂で読経が始まっています。いつも感心しますが、同席されている人は⒑名以上います。ほとんど外国人ですね。が、私は、裏の納骨堂に。父母に挨拶です。御廟では、数人瞑想にふけっておられます。小声で、心経一巻。

参道では、誰にも会いませんでした。気持ちのいい朝の冷気をいただいて、壇上伽藍に向かいます。写真家が数名、まだ早い紅葉を探しています。昨日もたくさん三鈷の松葉がありました。10本ほど拾って、どなたか会う人にと思っていましたが、結局金剛峯寺の観光バスのガイドさんがおられたので、お客さんにどうぞと。喜んでもらいました。帰りのバスのゲームの景品にしますって。

大学の駐車場で時間待ちしていたら、どうやらアジアの尼さんの団体が、大学見学にきて、駐車場で集合のよう。車の回りに一杯です。おいおい、出られませんよ。はは、なんとか教室にいって待っていましたら、院生ですかね、おもむろに黒板に「本日休講」って!!な、な?ネットにも、下の入口の掲示板にもなかったです。・・まあ、昔はよくあって、学生だったらおお喜びなんですけどね。いまは、既定の授業時間を講義しないと私学助成金にも響くようで、補講が後日あります。でも、日程や時間が合いませんので、結局断念します。

まあ、私は気楽なものです。さて、今回は丹生津姫神社にお参りしましょう。この神社は、お大師さんが高野山開創の地の地神さんです。あの二匹の犬に案内された伝承の神様がおられます。山奥の村に似つかわしくないほどのでっかい太鼓橋があります。高野山と最もかかわりの深い神社です。

いつもは、駐車所は誰もいないのですが、なんと昨日は駐車場がいっぱい。ひとがぞろぞろ。写メ撮っていたら、お声がありました。年に一度の大祭に日だったんです。「ご縁ですね」って。雅楽の演奏が聞こえています。黄色く色づいた稲穂の田んぼが広がる山間の村天野です。下の紀ノ川から勅使が上がって来たという勅使道。神社の裏山の二つ鳥居から町石道。奥ノ院貧女の一灯のお照の墓が道沿いにあります。

お参りして、山道を下ります。柿山の間。道の駅九度山によって、早生の紀州みかんを少し買いました。いつもより早めの帰宅です。下界は日差しが暑くて、窓を全開にして、秋風を浴びながら、ゆうくり走りましたよ。
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