峠の我が家２０１９

今朝ほど昨日録画したＮＨＫの「ヘウレーカ」を途中まで観ていてたまげた。こちらである。



場所がどこだったかは忘れたが個人運営の私設博物館であるスズメバチ博物館に展示してあるスズメバチによる巨大な巣である。全長３．７７６メートル幅４メートル超というから高さは作為的に霊峰富士を意識したものである。というのもこれは多くのスズメバチの巣を合体させてできた半分天然半分造形物なのだそうである。なれど４回の申請でギネス記録を取得しているそうだ。取得に一回の申請で５０万円を要し計２００万円かかったため私設オーナーの会社経営者社長のおじさんは奥さんにすごく怒られたという逸話がとても可笑しかった。

今回の「ヘウレーカ」のお題はずばり「スズメバチの巣はなぜ大きいのか」というものであり続きが楽しみです。
昨日次女ともみと家内を保育園と職場に車で送った際に車中で観た「羽鳥慎一モーニングショー」で提示していたニュースに興味を持った。こちらである。



東急東横線沿線でずばり駅名にもなっている武蔵小杉のタワーマンション群である。こちらもご多聞にもれず今回の台風１９号でたいへんな被害に遭ってしまっているというものであった。
こちらインテリジェント化してあるビル態の高層マンションであるが思いもしない弱点が露呈した。近所の河川の氾濫によりこの辺りも浸水したのであるが、このマンション群も浸水により大きな被害が生じた。

昨今のタワーマンションというのは電気設備室を地下下層階に設営しており、そこに氾濫した水が浸水してしまったため設備の稼働がストップしてしまい、なんとマンションが停電してしまったのである。

そのためエレベーターは停まるし電灯は消えるし冷蔵庫も動かなくなるし洗濯機が使えないので洗濯できないしとつまりは各家庭が機能停止に陥り生活ができなくなっているというのである。

とはいえエレベーターについては各マンションにより事情が若干異なり、複数あるエレベーターのうち設備室以外に別電源を確保しているエレベーター一基だけが動いているところもあれば同様な仕組みであろうか４７階建てのマンションでは上半分だけエレベーターが稼働しているなどさまざまなようである。

とはいえ数十階のマンションだ。それを階段徒歩で上下動できようはずもなく生活などできるはずもないので住民たちは管理会社に対してどうしてくれるんだ！なんとかしろ！と猛攻撃の嵐だそうで管理会社も対応に苦慮しているそうだ。当座住民の皆を近くのホテルを借り切って避難させて住まわせているというがこれがいつまでも続けられるはずもなくかつホテル代を誰が払うんだということにもなっており大モメだそうである。

武蔵小杉といえば渋谷横浜へのアクセス一本であり数年前にはＪＲ線も停まるようになった人気スポットだ。そこへきて高層ハイテクマンションとあれば多少お金を工面できる人やなくても見栄っ張りの人間がその物件に飛びつくのは自然なことだ。そうしてそこに意気揚々と暮らしていての今回の罹災でありそれまで優雅に暮らしていた人たちがいきなりその生活をブチ壊されたと思い怒り狂うのも無理なかろう。

また多少の偏見であるがこのあたりの物件に暮らす人たちというのは自分は選ばれたセレブ或いはプチセレブだぞという幾ばくかの選民思想というのもあるかもしれない。なればこそ怒りへの振れ幅も大きいのではなかろうか。



見上げりゃ高いぜ高層マンション。だけどよかったよ僕たちは。横浜は西の果てのハマのチベットと言われている辺境に建つ築階数４階建ての低層エレベーターなしの築４０年マンションは高台がゆえに水害のすの字もなく今回の台風での被害はせいぜいゴミ収集車の回収が延期になったくらいでほぼ皆無だ。ありがたいことである。

まあ武蔵小杉のマンションの皆さんに限らず今回の台風では身内を亡くした方々や家屋や車や自作の農作物や経営会社の設備など大切な人やものをうしなった方々が大勢いてまこと気の毒だ。

マイミクの方で今回の大被害に対する簡便な寄付の方法を教えてくれた方がおりそれにならって僕も微細ながら寄付を施そうと思う。それが死者の多かった福島に届くか上記の武蔵小杉に届くかはわからないがとにかく困った方々のだれかの微力となる必要に駆られた。自分が助けてもらう番はさておき助けに回らないとね。いまはそういうことです。

昨日の徹子の部屋はこの若い方であった。

　

僕顔も名前も知らなかったが有名タレントご夫婦のご長男でありあの渡辺徹さんと郁恵ちゃんの息子さんの渡辺裕太くん３０歳とあった。失礼ながら名前も顔も平凡であるが某局のワイドショー番組だかのレポーターを務めて６年で劇団ふたつに所属しているタレント兼俳優だそうだ。

なんと来年には映画主演の予定があり彼を知らないのは僕だけかという思いにとらわれた。食事の用意をしながらのながら観の徹子の部屋であったが彼はどうも両親から正しく大切に育てられてきたようでいい意味での育ちの良さを感じた。芸能界は二世だからって甘くはないであろう。裕太くん、映画主演を機に更なるステップアップなさってください。