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2019年10月16日21:47

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さようなら新太郎号

思えば、僕が初めて車を持ったのは今から15年ほど前、社会人1年目のときでした。
両親が使っていた軽を20万円か30万円くらいで譲り受け、その後8年くらい乗っていました。
そして30代になり、生活も安定してきたことから、新車を買いたいと思いました。
幾つかディーラーをまわり、最終的にマツダのデミオに決定。
本体価格はそれほど高くない車種ではありますが、色々とオプションをつけると200万円ほどに。
もちろん一括で買える経済力はなく、ローンを組みました。
それから7年。
いよいよその愛車とお別れのときが来ました。
走行距離は10万キロ超。
後ろバンパーやドアなどに無数のキズ。
フロントガラスにも飛び石によるものと思われる小さなキズが。
所詮二束三文にもならないと思っていました。
廃車費用がかからないだけでもマシだと。
それが、思ってもいないような値が付き、少し嬉しくも思いました。
とはいえ、そんな何十万円もつくはずがありません。
売却によって得られたお金のほとんどはこれまでお世話になった両親に渡そうと思います。
僕のような貧乏人が急に大金を手にしたところでつまらない使い方で失くしてしまうのが落ちです。
それはそうと。
初めて買った自分の新車です。
駐車場費用がかからなくなってよかった。
車検や税金、保険の費用に悩まされることもなくなる。
そう思いながらも、やはり一抹の淋しさはあります。
別に車のない生活が不便と云うことはありません。
強いて云うならば2か月に1度通っている内科の通院が不便になるというくらい。
それもバスを使うことに慣れたら解消されるでしょう。
思えば、納車になったその日に友人を乗せて無鉄砲に行きました。
片道50キロくらいの道のりです。
週末には神戸に繰り出しました。
その後大活躍することはありませんでしたが、通勤の足として長年頑張ってくれました。
次誰かの手に渡るのか、誰の手に渡るのか、わかりませんが、大事にされるとよいなと思います。
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