台風19号到来の前日(11日)、『報道ステーション』で、15号で大被害を受けた千葉県の様子が紹介されていました。
その中の一人に、鋸南町に住む84歳のお婆さんがいたのですが、映像の最後で「これが終わったらね、ゆっくり過ごしたいと思いますよ、安心して。……もうね、本当に、一人でいるっていうのは……心細いですよ」と言って泣き崩れてしまいました。
そのシーンが強烈すぎて、ずっと忘れられずにいます。
ボクの母親が生きていれば同じ84歳だったということもあって、もし生きていて番組を見ていたら、何と言っただろうか? ……なんてことなどを、台風一過の最中に考えていました。
ボクの方は「一人じゃなくて良かったね〜」などと言うような気がします。
それに対する母親の返答は、次のようなものだったんじゃないかと想像します。
「私は幸せだと思う。それよりもお前の老後の方が心配だ」と。
過去に、これと似たような会話をした記憶があるので、もし生きていたなら、おそらく同じようなことを言うんじゃないか……。という結論にいたりました。
考えなきゃいけないことは、たくさんあります。
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