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2019年10月08日21:03

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10月9日の誕生花・茴香(ウイキョウ)

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10月9日の誕生花と花言葉は、トリトマ(赤熊百合[しゃぐまゆり]) (恋する辛さ)、ホトトギス(永遠にあなたのもの)等々があります。今回は、茴香[ういきょう]フェンネルを取り上げます。花言葉は、「愛情に値する・賞賛」です。

セリ科ウイキョウ属の植物です。属名のフォエニクラム(Foeniculum)は、同じラテン語の「foenum(乾草)」が語源で、乾草の香りに似ている事に由来しています。和名はウイキョウ(茴香)、または、ショウウイキョウ(小茴香)と呼びます。「茴香」は「回香」とも書き、「回」は回教徒(イスラム教徒)を指し、ヨーロッパからイスラム教の地域を経て中国に伝来し、日本に渡来した事に由来しているとか、魚肉の香りを回復させるという意味の中国語名「茴香」の音読みからきているとか、諸説あります。別名 「フェンネル」、古名で「呉の母(くれのおも)」仏名はフヌイユ(fenouil)と呼ばれています。
若い葉及び種子(フェンネルシード)は、甘い香りと苦味が特徴で消化促進・消臭に効果があり、香辛料(スパイス)、ハーブとして、食用、薬用、化粧品用などに古くから用いられてきました。
原産は、地中海沿岸で、マルタ島が産地として有名です。古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録もあり、歴史上もっとも古い作物の一つと言われています。主な産地はインド、中国、エジプト等々で、日本には平安時代に中国から渡来し、現在は薬用として長野県、岩手県、富山県などで多く栽培されています。
沖縄料理においてはいーちょーばー(胃腸葉)と呼ばれ、整腸作用のある島野菜として珍 重されていた。魚汁やまーす煮などの魚料理の臭い消しとして用いられ、時に平焼きなどの薬味としても用いられています。「魚のハーブ(fish herb)」ともいわれ、西洋では魚料理やピクルスの風味付けに用いられ、インドではカレー料理に、中国では五香粉の原料として用いられています。またパスティスやアクアヴィットなどの酒類・リキュール類の香り付けにも用いられています。フェンネルの葉柄基部が肥大したものはフィノッキオ(finocchio)と呼ばれ、野菜としてサラダなどに用いられる。
果実は、生薬「茴香」で芳香健胃作用があり、漢方方剤の安中散(あんちゅうさん)や、太田胃散、口中清涼剤の仁丹などに使われている。

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