あなたは、そこにいますか

あれから１５年かぁ…早いもんだわい。

出会いは衝撃やった。angelaが主題歌やから気にはなってたけど、録画ミスだかなんだかで序盤は見過ごしてたのよね。で、たまたま見たのが５話。メカも良い、音楽も良い、何よりどストライクな女キャラもいる！これは見るしかねぇ！
で、その子が次の回で死ぬって言うね。『えぇぇぇぇぇぇぇぇ！？』だったわ。マジで。
それがこの羽佐間翔子である。

まぁ、おかげでどっぷり嵌りましたけどね。初めてDVDを買い始めましたから。
松来さんを追う様になったのもここからか。D.C.の頼子さんでやられたんですけどね。この後の月詠もDVD買ったし、CDを買ってみたりラジオを聴いてみたり…テイルズに出演ってでた時はガッツポーズでしたわ。内容はまぁ…アレでしたけどね。うん。しかたが無い。
で、ペルソナにも出演や！最高やで！って思ってた頃に…ね。マジかよってね。
ファフナー２期の終盤にも、セリフがあったそうです。収録、出来なかったんですよねぇ。

そんなファフナーですが、好きな人と出会ったことが無いんですよね。
コレに限らず、アニメやゲームで好みが重なった人って居ないんですよコレが。薄い部分では重なるけど、同じ深度でって人が居ないんですよね。だから語り合った事がほぼ無い。
押し付けるのは気が引けますしねぇ。それで見てもらった所で、好きになってくれるか分からんですし。今はバトオペを語り合う人はいますけどね。ただ、一緒には遊ばないし、プレイスタイルも全く違うのでね。重なり合ってはいないのですヨ。

面白いんだけどなぁ…ファフナー。ぽこぽこ人が死んじゃうし、基本的に絶望しかないです。ただ、それにもちゃんと意味があって、それでも！って気持ちが僅かな希望に繋がっていくのですよ。
当時はエヴァと比べられましたけどね。主人公の境遇が似てるっぽいので。パクリって言葉も見た。
でも違うんですヨ。どんどん失っていくのは同じなんですが、ファフナーの場合はどれが次に繋がるんですよね。命の循環とでもいいますか。上で書いた翔子の死も、最新作にまで影響してますからな。アレがあったからこうなった…ってね。それの連続なのです。
しかし、だからって簡単に死んでもいいわけでなく、命の重さが違うわけでもない。あくまで結果論ではあります。軽々しく美談になんかしてはイカンのです。そこら辺の表現もちゃんとしてあるので、是非おススメしたいんですよね。

とは言え、ロボット物でSFっすからねぇ…鬱展開もありますんで、感受性の高い方にはちょっとなぁ…あぁ、もっと語りたいけど言葉が足りない。長くなるからここまでにしておこう。

ちなみに、最近テレビでも見るようになった松本まりかさんがヒロイン役ですが、最初はやや浮いて聴こえます。んが、それがクセになってくるのが不思議な所でもあるんですよね。